古典ライブラリー

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新古今和歌集 ― 美と情感の極み、中世和歌の到達点。満月と紅葉・桜の夜景を前に、巻物と歌書を広げ、筆を手に空を見上げる冠直衣の歌人を描いたイメージイラスト(AI生成)。

新古今和歌集

後鳥羽院の命で藤原定家らが編んだ、八代集の最後の勅撰和歌集。全二十巻・約2000首を、1首1ページで、原文と現代語訳・意訳・語釈・解説で読みます。

作品について

『新古今和歌集』は、後鳥羽院の院宣によって、源通具・藤原有家・藤原定家・藤原家隆・藤原雅経の五人(寂蓮も撰者に加わったが、途中で没した)が撰んだ、八番目の勅撰和歌集です。元久二年(1205)に竟宴(完成の祝宴)が行われましたが、その後も院自身による切継(歌の入れ替え)が続きました。『古今和歌集』にならって、春・夏・秋・冬・賀・哀傷・離別・羇旅・恋・雑・神祇・釈教の部立に分け、全二十巻に約二千首を収めます。

『万葉集』の歌は採り、先行する七代の勅撰集(古今・後撰・拾遺・後拾遺・金葉・詞花・千載)の歌は採らないという方針で、古い時代の歌と、撰者たちと同時代の歌人の歌を集めました。本歌取り・体言止め・初句切れや三句切れ、余情と象徴を重んじる妖艶・幽玄の美は「新古今調」と呼ばれ、『万葉集』『古今和歌集』と並ぶ三大歌風の一つに数えられます。巻頭には、藤原親経が漢文で書いた「真名序」と、摂政藤原良経が仮名で書いた「仮名序」があります(底本は仮名序を巻頭に、真名序を巻末に置きます)。

入集歌の多い歌人は、西行(94首)・慈円(92首)・藤原良経(79首)・藤原俊成(72首)・式子内親王(49首)・藤原定家(46首)・藤原家隆(43首)・寂蓮(35首)・後鳥羽院(33首)などで、同時代の歌人が中心です。古い時代では、柿本人麻呂・紀貫之・和泉式部などの歌も多く採られています。

目次

序と、全二十巻の1978首。歌の番号は新編国歌大観の番号です。1首1ページの分け方と、ページの題(初句)は当サイトによります。

序仮名序・真名序

  1. 仮名序(一)和歌の起こりと代々の帝、撰者への勅命、撰集の方針と部立
  2. 仮名序(二)和歌の徳、歴代の勅撰集、院みずからの撰定と自らの歌、結び
  3. 真名序(一)和歌の徳と効用、撰者への詔と撰集
  4. 真名序(二)部立、院の立場、勅撰集の歴史と撰集の方針、院の歌、結び

巻第一 春歌上1〜98番(98首)

良経の「みよし野は山もかすみて」に始まり、立春・残雪・若菜・鶯・霞・梅・春の夜の月・帰る雁・春雨・柳までを並べる。

歌の一覧
  1. 1みよし野は藤原良経(後京極摂政)
  2. 2ほの〴〵と後鳥羽院
  3. 3山ふかみ式子内親王
  4. 4かきくらし宮内卿
  5. 5今日といへば藤原俊成
  6. 6春といへば俊恵法師
  7. 7岩間とぢし西行法師
  8. 8風まぜに読人しらず
  9. 9時はいま読人しらず
  10. 10春日野の源国信
  11. 11あすからは山部赤人
  12. 12春日野の壬生忠見
  13. 13若菜つむ藤原教長
  14. 14ゆきて見ぬ紀貫之
  15. 15澤におふる藤原俊成
  16. 16さゞ浪や藤原俊成
  17. 17谷川の藤原家隆
  18. 18鶯の後鳥羽院
  19. 19春きては藤原仲実
  20. 20卷向の大伴家持
  21. 21今更に読人しらず
  22. 22いづれをか凡河内躬恒
  23. 23空はなほ藤原良経(後京極摂政)
  24. 24山深み越前
  25. 25みしま江や源通光
  26. 26夕月夜藤原秀能
  27. 27降りつみし西行法師
  28. 28梅が枝に源重之
  29. 29梓弓山部赤人
  30. 30梅が枝に読人しらず
  31. 31鶯の惟明親王
  32. 32岩そゝぐ志貴皇子
  33. 33天の原慈円
  34. 34朝霞藤原清輔
  35. 35奈古の海の藤原実定
  36. 36見渡せば後鳥羽院
  37. 37霞たつ藤原家隆
  38. 38春の夜の藤原定家
  39. 39知るらめや中務
  40. 40大空は藤原定家
  41. 41折られけり藤原頼通
  42. 42あるじをば藤原敦家
  43. 43心あらば源俊頼
  44. 44梅の花藤原定家
  45. 45梅が香に藤原家隆
  46. 46梅の花源通具
  47. 47梅の花俊成女(藤原俊成女)
  48. 48來ぬ人に藤原定頼
  49. 49春ごとに大弐三位(藤原賢子)
  50. 50梅ちらす康資王母
  51. 51とめこかし西行法師
  52. 52眺めつる式子内親王
  53. 53散りぬれば藤原有家
  54. 54ひとりのみ八条院高倉
  55. 55照りもせず大江千里
  56. 56あさみどり菅原孝標女
  57. 57難波潟源具親
  58. 58今はとて寂蓮法師
  59. 59聞く人ぞ藤原俊成
  60. 60故鄕に読人しらず
  61. 61忘るなよ藤原良経(後京極摂政)
  62. 62歸る雁藤原良経(後京極摂政)
  63. 63霜まよふ藤原定家
  64. 64つく〴〵と行慶
  65. 65水の面に伊勢
  66. 66常磐なる藤原良経(後京極摂政)
  67. 67雨ふれば勝命法師
  68. 68春雨の凡河内躬恒
  69. 69うちなびき藤原高遠
  70. 70みよし野の輔仁親王
  71. 71嵐ふく崇徳院
  72. 72高瀨さす藤原公経(西園寺公経)
  73. 73春風の殷富門院大輔
  74. 74白雲の藤原雅経(飛鳥井雅経)
  75. 75靑柳の藤原有家
  76. 76うすくこき宮内卿
  77. 77あら小田の曽禰好忠
  78. 78やかずとも壬生忠見
  79. 79吉野山西行法師
  80. 80櫻花藤原隆時
  81. 81我が心紀貫之
  82. 82思ふどち藤原家隆
  83. 83今櫻式子内親王
  84. 84ふして思ひ読人しらず
  85. 85行かむ人大伴家持
  86. 86吉野山西行法師
  87. 87葛城や寂蓮法師
  88. 88石のかみ読人しらず
  89. 89春にのみ源公忠
  90. 90しら雲の道命法師
  91. 91しら雲の藤原定家
  92. 92吉野山藤原家衡
  93. 93岩根ふみ藤原雅経(飛鳥井雅経)
  94. 94尋ね來て藤原雅経(飛鳥井雅経)
  95. 95散り散らず慈円
  96. 96いそのかみ源通具
  97. 97花ぞ見る藤原季能
  98. 98朝日影藤原有家

巻第二 春歌下99〜174番(76首)

桜の咲き初めから盛り、散る花を惜しむ歌が大半を占め、山吹・藤を経て暮れてゆく春を送る。

歌の一覧
  1. 99櫻さく後鳥羽院
  2. 100いく年の藤原俊成
  3. 101はかなくて式子内親王
  4. 102白雲の藤原師実
  5. 103花の色に藤原長家
  6. 104百敷の山部赤人
  7. 105花にあかぬ在原業平
  8. 106寢も安く凡河内躬恒
  9. 107山櫻伊勢
  10. 108我宿の紀貫之
  11. 109霞たつ読人しらず
  12. 110春雨は山部赤人
  13. 111花の香に紀貫之
  14. 112風かよふ俊成女(藤原俊成女)
  15. 113このほどは藤原家隆
  16. 114またや見む藤原俊成
  17. 115散り散らず祝部成仲
  18. 116山里の能因法師
  19. 117櫻ちる恵慶法師
  20. 118山櫻康資王母
  21. 119春雨の源重之
  22. 120雁がねの源重之
  23. 121時しもあれ源具親
  24. 122山深み源経信
  25. 123木の下の源師頼
  26. 124麓まで藤原顕輔
  27. 125花散れば藤原範兼
  28. 126ながむとて西行法師
  29. 127山里の越前
  30. 128花さそふ宮内卿
  31. 129あふ坂や宮内卿
  32. 130山高み二条院讃岐
  33. 131山高み崇徳院
  34. 132散りまがふ藤原頼輔
  35. 133みよし野の後鳥羽院
  36. 134櫻色の藤原定家
  37. 135今日だにも後鳥羽院
  38. 136さそはれぬ藤原良経(後京極摂政)
  39. 137八重匂ふ式子内親王
  40. 138つらきかな惟明親王
  41. 139さくら花藤原家隆
  42. 140恨みずや俊成女(藤原俊成女)
  43. 141はかなさを藤原実定
  44. 142ながむべき俊恵法師
  45. 143花もまた殷富門院大輔
  46. 144ちる花の藤原良平
  47. 145花さそふ藤原雅経(飛鳥井雅経)
  48. 146惜しめども後白河院
  49. 147よし野山藤原良経(後京極摂政)
  50. 148故鄕の源経信
  51. 149花はちり式子内親王
  52. 150誰が爲めに清原元輔
  53. 151唐人の大伴家持
  54. 152花流す坂上是則
  55. 153尋ねつる良暹法師
  56. 154思ひたつ寂蓮法師
  57. 155散りにけり寂蓮法師
  58. 156春ふかく藤原公経(西園寺公経)
  59. 157初瀬山藤原良経(後京極摂政)
  60. 158よし野がは藤原家隆
  61. 159駒とめて藤原俊成
  62. 160岩根こす源国信
  63. 161蛙鳴く厚見王
  64. 162あし曳の藤原興風
  65. 163かくてこそ醍醐天皇
  66. 164圓居して村上天皇
  67. 165くれぬとは紀貫之
  68. 166綠なる紀貫之
  69. 167散りのこる藤原道信
  70. 168木の下の行尊
  71. 169暮れて行く寂蓮法師
  72. 170來ぬまでも藤原伊綱
  73. 171石の上俊成女(藤原俊成女)
  74. 172まてといふに読人しらず
  75. 173柴の戶を宮内卿
  76. 174明日よりは藤原良経(後京極摂政)

巻第三 夏歌175〜284番(110首)

持統天皇の「春過ぎて」に始まり、卯の花・葵・ほととぎす・五月雨・橘・蛍・夕立・夏の月と、夏の終わりの涼しさを詠む。

歌の一覧
  1. 175春過ぎて持統天皇
  2. 176惜しめども素性法師
  3. 177散りはてゝ慈円
  4. 178夏衣源道済
  5. 179折ふしも俊成女(藤原俊成女)
  6. 180卯の花の白河院
  7. 181卯の花の藤原重家
  8. 182忘れめや式子内親王
  9. 183いかなれば小侍従
  10. 184野邊はいまだ藤原雅経(飛鳥井雅経)
  11. 185櫻麻の待賢門院安芸
  12. 186花ちりし曽禰好忠
  13. 187かりに來と曽禰好忠
  14. 188夏草は藤原元真
  15. 189夏草は醍醐天皇
  16. 190鳴く聲を柿本人麻呂
  17. 191郭公紫式部
  18. 192郭公弁乳母
  19. 193五月山読人しらず
  20. 194おのが妻読人しらず
  21. 195郭公大伴家持
  22. 196ほとゝぎす大中臣能宣
  23. 197二聲と源経信
  24. 198時鳥白河院
  25. 199きゝてしも源有仁
  26. 200卯の花の大江匡房
  27. 201むかし思ふ藤原俊成
  28. 202雨そゝぐ藤原俊成
  29. 203聞かでたゞ相模
  30. 204誰が里も紫式部
  31. 205夜をかさね周防内侍
  32. 206ふた聲と藤原公通
  33. 207郭公藤原範光
  34. 208ひと聲は八条院高倉
  35. 209有明の藤原良経(後京極摂政)
  36. 210吾が心藤原俊成
  37. 211郭公藤原頼実
  38. 212有明の平親宗
  39. 213過ぎにけり藤原保季
  40. 214いかにせむ藤原家隆
  41. 215聲はして式子内親王
  42. 216郭公藤原公経(西園寺公経)
  43. 217聞かずとも西行法師
  44. 218郭公西行法師
  45. 219小笹吹く藤原実定
  46. 220うちしめり藤原良経(後京極摂政)
  47. 221今日はまた藤原俊成
  48. 222あかなくに源経信
  49. 223なべて世の上東門院小少将
  50. 224何ごとゝ紫式部
  51. 225早苗とる源経信
  52. 226小山田に藤原良経(後京極摂政)
  53. 227いかばかり伊勢大輔
  54. 228三島江の源経信
  55. 229眞菰苅る大江匡房
  56. 230玉柏藤原基俊
  57. 231五月雨は九条兼実
  58. 232玉鉾の藤原定家
  59. 233五月雨の荒木田氏良
  60. 234樗咲く藤原忠良
  61. 235五月雨の藤原定家
  62. 236郭公後鳥羽院
  63. 237五月雨の二条院讃岐
  64. 238誰かまた藤原俊成
  65. 239行末を源通具
  66. 240かへり來ぬ式子内親王
  67. 241橘の藤原忠良
  68. 242五月闇慈円
  69. 243尋ぬべき読人しらず
  70. 244郭公読人しらず
  71. 245橘の俊成女(藤原俊成女)
  72. 246今年より藤原家隆
  73. 247夕暮は藤原定家
  74. 248時鳥源国信
  75. 249庭の面は白河院
  76. 250我宿の恵慶法師
  77. 251鵜かひ舟慈円
  78. 252鵜かひ舟寂蓮法師
  79. 253大井川藤原俊成
  80. 254久方の藤原定家
  81. 255漁火の藤原良経(後京極摂政)
  82. 256窓近き式子内親王
  83. 257窓近き藤原公継
  84. 258掬ぶ手に慈円
  85. 259淸見潟源通光
  86. 260かさねても藤原良経(後京極摂政)
  87. 261涼しさは藤原有家
  88. 262道の邊に西行法師
  89. 263よられつる西行法師
  90. 264おのづから藤原清輔
  91. 265露すがる藤原公経(西園寺公経)
  92. 266十市には源俊頼
  93. 267庭の面は源頼政
  94. 268夕立の式子内親王
  95. 269夕づく日藤原忠良
  96. 270秋近き藤原良経(後京極摂政)
  97. 271なく蟬の二条院讃岐
  98. 272いづちとか壬生忠見
  99. 273螢とぶ藤原良経(後京極摂政)
  100. 274楸おふる俊恵法師
  101. 275白露の高倉院
  102. 276白露の藤原頼実
  103. 277黄昏の式子内親王
  104. 278雲まよふ慈円
  105. 279山里の後鳥羽院
  106. 280岩井汲む九条兼実
  107. 281かた枝さす宮内卿
  108. 282夏衣慈円
  109. 283夏はつる壬生忠岑
  110. 284みそぎする紀貫之

巻第四 秋歌上285〜436番(152首)

秋の初風、七夕、荻の音、萩と露、秋の夕暮れ(三夕の歌)、鹿・雁・虫の声、そして秋の月を数多く並べる。

歌の一覧
  1. 285神南備の大伴家持
  2. 286いつしかと崇徳院
  3. 287此の寢ぬる藤原季通
  4. 288いつもきく藤原実定
  5. 289昨日だに藤原家隆
  6. 290吹く風の藤原秀能
  7. 291伏見山藤原俊成
  8. 292あけぬるか藤原家隆
  9. 293深草の藤原良経(後京極摂政)
  10. 294あはれまた源通具
  11. 295敷妙の源具親
  12. 296水莖の顕昭
  13. 297秋はたゞ越前
  14. 298昨日まで藤原雅経(飛鳥井雅経)
  15. 299おしなべて西行法師
  16. 300あはれいかに西行法師
  17. 301水澁つき藤原俊成
  18. 302朝霧や藤原忠通
  19. 303夕ぐれは具平親王
  20. 304ゆふされば藤原実定
  21. 305荻の葉も藤原俊成
  22. 306秋きぬと七条院権大夫
  23. 307日をへつゝ藤原経衡
  24. 308うたゝ寢の式子内親王
  25. 309手もたゆく相模
  26. 310秋風は大弐三位(藤原賢子)
  27. 311朝ほらけ曽禰好忠
  28. 312吹きむすぶ小野小町
  29. 313おほ空を紀貫之
  30. 314この夕山部赤人
  31. 315年を經て藤原長家
  32. 316袖ひぢて藤原長能
  33. 317雲間より大中臣輔親
  34. 318棚織の藤原高遠
  35. 319たなばたの小弁
  36. 320棚機の小弁
  37. 321ながむれば式子内親王
  38. 322いかばかり九条兼実
  39. 323星合の藤原公経(西園寺公経)
  40. 324七夕の待賢門院堀河
  41. 325わくらばに徽子女王(斎宮女御)
  42. 326いとゞしく大中臣能宣
  43. 327棚機は紀貫之
  44. 328河水に大江匡房
  45. 329狩衣源頼政
  46. 330秋萩を永縁
  47. 331萩が花顕昭
  48. 332おく露の祐子内親王家紀伊
  49. 333あき萩の柿本人麻呂
  50. 334さを鹿の大伴家持
  51. 335秋の野を凡河内躬恒
  52. 336誰をかも小野小町
  53. 337女郞花藤原元真
  54. 338夕されば藤原良平
  55. 339蘭公猷法師
  56. 340うす霧の藤原清輔
  57. 341いとかくや藤原俊成
  58. 342花見にと源経信
  59. 343おきて見むと曽禰好忠
  60. 344山賤の紀貫之
  61. 345うら枯るゝ坂上是則
  62. 346小男鹿の柿本人麻呂
  63. 347小倉山読人しらず
  64. 348ほのかにも徽子女王(斎宮女御)
  65. 349花薄式子内親王
  66. 350野邊ごとに八条院六条
  67. 351あけぬとて源通光
  68. 352身にとまる慈円
  69. 353身の程を源行宗
  70. 354秋はたゞ源重之女
  71. 355秋風の藤原基俊
  72. 356荻の葉に藤原良経(後京極摂政)
  73. 357おしなべて藤原良経(後京極摂政)
  74. 358暮れかゝる藤原良経(後京極摂政)
  75. 359物思はで藤原良経(後京極摂政)
  76. 360深山路や慈円
  77. 361さびしさは寂蓮法師
  78. 362心なき西行法師
  79. 363見渡せば藤原定家
  80. 364堪へてやは藤原雅経(飛鳥井雅経)
  81. 365思ふ事宮内卿
  82. 366秋風の鴨長明
  83. 367覺束な西行法師
  84. 368それながら式子内親王
  85. 369蜩蟬の藤原長能
  86. 370秋くれば和泉式部
  87. 371秋風の曽禰好忠
  88. 372曉の相模
  89. 373高圓の藤原基俊
  90. 374深草の源通具
  91. 375大荒木の俊成女(藤原俊成女)
  92. 376有明の藤原家隆
  93. 377風わたる藤原有家
  94. 378武蔵野や源通光
  95. 379いつまでか慈円
  96. 380ながめ佗びぬ式子内親王
  97. 381月影の円融院
  98. 382足引の三条院
  99. 383しきしまや堀河院
  100. 384人よりも藤原頼宗
  101. 385あやなくも橘為仲
  102. 386風ふけば藤原忠通
  103. 387今宵たれ源頼政
  104. 388月見れば藤原重家
  105. 389鳰の海や藤原家隆
  106. 390更けゆかば慈円
  107. 391ことわりの俊成女(藤原俊成女)
  108. 392ながめつゝ藤原家隆
  109. 393故鄕の藤原良経(後京極摂政)
  110. 394時しもあれ藤原良経(後京極摂政)
  111. 395深からぬ藤原良経(後京極摂政)
  112. 396月は猶ほ寂蓮法師
  113. 397ながむれば鴨長明
  114. 398あし曳の藤原秀能
  115. 399心ある宮内卿
  116. 400忘れじな宜秋門院丹後
  117. 401松島や鴨長明
  118. 402こと問はむ七条院大納言
  119. 403秋の夜の藤原家隆
  120. 404憂身には慈円
  121. 405いづくにか大江千里
  122. 406心こそ源道済
  123. 407かはらじな上東門院小少将
  124. 408賴めたる和泉式部
  125. 409見る人の藤原範永
  126. 410身に添へる相模
  127. 411月影の源経信
  128. 412立田山源通光
  129. 413秋風に藤原顕輔
  130. 414山の端に道因法師
  131. 415ながめつゝ殷富門院大輔
  132. 416宵の間に式子内親王
  133. 417更くるまで式子内親王
  134. 418雲はみな藤原良経(後京極摂政)
  135. 419月だにも藤原良経(後京極摂政)
  136. 420さむしろや藤原定家
  137. 421秋の夜の藤原忠経
  138. 422行末は藤原良経(後京極摂政)
  139. 423月を猶ほ宮内卿
  140. 424秋の夜は源通具
  141. 425秋の月源家長
  142. 426風わたる藤原頼実
  143. 427雁の來る慈円
  144. 428稻葉ふく俊成女(藤原俊成女)
  145. 429あくがれて俊成女(藤原俊成女)
  146. 430秋の田の大中臣定雅
  147. 431秋の田に藤原顕輔
  148. 432秋の色は式子内親王
  149. 433秋の露や後鳥羽院
  150. 434さらに又源通光
  151. 435大かたの二条院讃岐
  152. 436拂ひかね藤原雅経(飛鳥井雅経)

巻第五 秋歌下437〜550番(114首)

月から擣衣(衣を打つ音)、霧と紅葉、菊、時雨、そして暮れてゆく秋を惜しむ歌へと移る。

歌の一覧
  1. 437下紅葉藤原家隆
  2. 438山おろしに藤原実房
  3. 439野分せし寂蓮法師
  4. 440嵐吹く俊恵法師
  5. 441妻戀ふる大江匡房
  6. 442み山邊の惟明親王
  7. 443我ならぬ源通親
  8. 444たぐへ來る藤原良経(後京極摂政)
  9. 445なく鹿の慈円
  10. 446夜もすがら藤原俊忠
  11. 447寢覺して源道済
  12. 448小山田の西行法師
  13. 449山里の源師忠
  14. 450獨寐や藤原顕綱
  15. 451立田山俊恵法師
  16. 452過ぎて行く藤原長家
  17. 453わきてなど慈円
  18. 454秋田守る読人しらず
  19. 455秋來れば大江匡房
  20. 456時鳥善滋為政
  21. 457いまよりは大伴家持
  22. 458秋されば柿本人麻呂
  23. 459さを鹿の柿本人麻呂
  24. 460かりてほす紀貫之
  25. 461草葉には菅原道真
  26. 462我宿の大伴家持
  27. 463秋といへば恵慶法師
  28. 464秋されば柿本人麻呂
  29. 465おぼつかな村上天皇
  30. 466露滋み藤原頼宗
  31. 467庭の面に藤原基俊
  32. 468秋の野の藤原長実
  33. 469物思ふ寂蓮法師
  34. 470露は袖に後鳥羽院
  35. 471野原より後鳥羽院
  36. 472きり〴〵す西行法師
  37. 473蟲の音も藤原家隆
  38. 474跡もなき式子内親王
  39. 475秋風は藤原輔尹
  40. 476衣うつ慈円
  41. 477衣うつ藤原公経(西園寺公経)
  42. 478里はあれて藤原良経(後京極摂政)
  43. 479まどろまで宮内卿
  44. 480秋とだに藤原定家
  45. 481ふる鄕に源経信
  46. 482雁なきて紀貫之
  47. 483みよし野の藤原雅経(飛鳥井雅経)
  48. 484千たびうつ式子内親王
  49. 485更けにけり式子内親王
  50. 486秋はつる藤原道信
  51. 487ひとりぬる藤原定家
  52. 488人目見し寂蓮法師
  53. 489秋の夜は源経信
  54. 490秋の夜は花山院
  55. 491村雨の寂蓮法師
  56. 492さびしさは後鳥羽院
  57. 493曙や源通光
  58. 494麓をば藤原公実
  59. 495山里に曽禰好忠
  60. 496なく雁の清原深養父
  61. 497垣ほなる柿本人麻呂
  62. 498秋風に柿本人麻呂
  63. 499初雁の凡河内躬恒
  64. 500雁がねは読人しらず
  65. 501橫雲の西行法師
  66. 502白雲を西行法師
  67. 503大江山慈円
  68. 504むら雲や朝恵法師
  69. 505ふきまよふ俊成女(藤原俊成女)
  70. 506秋風の藤原家隆
  71. 507霜をまつ宮内卿
  72. 508九重に花園左大臣室
  73. 509今よりは藤原定頼
  74. 510秋風に具平親王
  75. 511寢覺する大江嘉言
  76. 512秋を經て慈円
  77. 513入日さす源通光
  78. 514あだにちる俊成女(藤原俊成女)
  79. 515訪ふ人も俊成女(藤原俊成女)
  80. 516色かはる俊成女(藤原俊成女)
  81. 517秋ふけぬ後鳥羽院
  82. 518蛬藤原良経(後京極摂政)
  83. 519寢覺する藤原公継
  84. 520秋ふかき慈円
  85. 521長月も慈円
  86. 522鵲の寂蓮法師
  87. 523いつの間に具平親王
  88. 524薄霧の高倉院
  89. 525神南備の八条院高倉
  90. 526鈴鹿川後鳥羽院
  91. 527心とや俊成女(藤原俊成女)
  92. 528思ふこと藤原輔尹
  93. 529入日さす曽禰好忠
  94. 530龍田川宮内卿
  95. 531柞ばら藤原良経(後京極摂政)
  96. 532時わかぬ藤原定家
  97. 533故鄕は源俊頼
  98. 534桐の葉も式子内親王
  99. 535人は來ず曽禰好忠
  100. 536もみぢ葉の藤原公継
  101. 537露時雨藤原家隆
  102. 538松にはふ西行法師
  103. 539鶉なく藤原親隆
  104. 540散りかゝる二条院讃岐
  105. 541飛鳥川柿本人麻呂
  106. 542あすか川藤原長方
  107. 543もみぢ葉を藤原公経(西園寺公経)
  108. 544立田姫藤原良経(後京極摂政)
  109. 545行く秋の藤原兼宗
  110. 546打ちむれて藤原公任
  111. 547夏草の能因法師
  112. 548かくしつゝ能因法師
  113. 549身にかへて守覚法親王
  114. 550なべて世の藤原頼実

巻第六 冬歌551〜706番(156首)

初冬の時雨と落葉、霜・千鳥・氷、冬の月、雪と鷹狩、そして年の暮れの感慨で閉じる。

歌の一覧
  1. 551おきあかす藤原俊成
  2. 552神無月藤原高光
  3. 553名取川源重之
  4. 554筏士よ藤原資宗
  5. 555散りかゝる源経信
  6. 556高瀬舟藤原家経
  7. 557日暮るれば源俊頼
  8. 558おのづから藤原清輔
  9. 559木の葉ちる慈円
  10. 560木の葉ちる源通具
  11. 561移りゆく藤原雅経(飛鳥井雅経)
  12. 562初時雨七条院大納言
  13. 563時雨つゝ信濃
  14. 564山里の藤原秀能
  15. 565冬の來て祝部成茂
  16. 566唐錦宮内卿
  17. 567時雨かと藤原資隆
  18. 568時しもあれ慶算
  19. 569いつのまに津守国基
  20. 570月を待つ西行法師
  21. 571神無月覚忠
  22. 572柴の戶に藤原清輔
  23. 573雲はれて藤原隆信
  24. 574神無月読人しらず
  25. 575木がらしの具平親王
  26. 576時雨ふる藤原兼輔
  27. 577時雨のあめ能因法師
  28. 578冬を淺み清原元輔
  29. 579まばらなる後白河院
  30. 580やよ時雨慈円
  31. 581深みどり後鳥羽院
  32. 582時雨の雨柿本人麻呂
  33. 583世の中に和泉式部
  34. 584折こそあれ二条院讃岐
  35. 585秋篠や西行法師
  36. 586晴れ曇り道因法師
  37. 587今はまた源具親
  38. 588みよし野の俊恵法師
  39. 589まきの屋に藤原実房
  40. 590世にふるは二条院讃岐
  41. 591ほの〴〵と源信明
  42. 592紅葉を具平親王
  43. 593吹きはらふ宜秋門院丹後
  44. 594霜こほる源通具
  45. 595眺めつゝ藤原家隆
  46. 596定めなく源泰光
  47. 597今よりは源具親
  48. 598はれ曇る源具親
  49. 599たえ〴〵に寂蓮法師
  50. 600今はとて良暹法師
  51. 601露霜の曽禰好忠
  52. 602もみぢ葉は慈円
  53. 603小倉山西行法師
  54. 604秋の色を藤原雅経(飛鳥井雅経)
  55. 605風寒み式子内親王
  56. 606我門の殷富門院大輔
  57. 607冬枯の藤原清輔
  58. 608さえわびて俊成女(藤原俊成女)
  59. 609霜結ぶ源通具
  60. 610影とめし藤原雅経(飛鳥井雅経)
  61. 611かたしきの幸清
  62. 612夏刈の源重之
  63. 613小夜更けて藤原道信
  64. 614冬の夜の後鳥羽院
  65. 615笹の葉は藤原良経(後京極摂政)
  66. 616君來ずば藤原清輔
  67. 617霜枯は俊成女(藤原俊成女)
  68. 618霜さゆる慈円
  69. 619草の上に曽禰好忠
  70. 620鵲の大伴家持
  71. 621しぐれつゝ醍醐天皇
  72. 622菊の花藤原兼輔
  73. 623影さへに坂上是則
  74. 624野邊見れば和泉式部
  75. 625津の國の西行法師
  76. 626冬ふかく藤原成通
  77. 627さびしさに西行法師
  78. 628あづま路の康資王母
  79. 629むかし思ふ守覚法親王
  80. 630立ちぬるゝ守覚法親王
  81. 631かつ氷り藤原俊成
  82. 632消えかへり藤原良経(後京極摂政)
  83. 633枕にも藤原良経(後京極摂政)
  84. 634水上や藤原良経(後京極摂政)
  85. 635かたしきの藤原良経(後京極摂政)
  86. 636橋姫の後鳥羽院
  87. 637あじろ木に慈円
  88. 638見るまゝに式子内親王
  89. 639志賀の浦や藤原家隆
  90. 640ひとり見る藤原俊成
  91. 641うば玉の山部赤人
  92. 642行くさきは伊勢大輔
  93. 643夕されば能因法師
  94. 644白浪に源重之
  95. 645夕凪に藤原実定
  96. 646浦風に祐子内親王家紀伊
  97. 647月ぞすむ藤原良経(後京極摂政)
  98. 648小夜千鳥藤原季能
  99. 649風吹けば藤原秀能
  100. 650浦人の源通光
  101. 651風さゆる藤原季経
  102. 652はかなしや藤原雅経(飛鳥井雅経)
  103. 653水鳥の河内
  104. 654吉野なる湯原王
  105. 655閨の上に能因法師
  106. 656さゞ浪や藤原忠通
  107. 657矢田の野の柿本人麻呂
  108. 658常よりも瞻西
  109. 659降る雪に藤原基俊
  110. 660初雪の藤原長方
  111. 661降ればかく紫式部
  112. 662さむしろの式子内親王
  113. 663ふりそむる寂蓮法師
  114. 664今日はもし藤原俊成
  115. 665今ぞきく藤原実定
  116. 666白山に藤原公任
  117. 667明けやらぬ藤原範兼
  118. 668音羽山高倉院
  119. 669山里は藤原家経
  120. 670寂しさを藤原国房
  121. 671駒とめて藤原定家
  122. 672待つ人の藤原定家
  123. 673夢かよふ藤原有家
  124. 674降る雪に九条兼実
  125. 675田子の浦に山部赤人
  126. 676雪のみや紀貫之
  127. 677雪降れば藤原俊成
  128. 678かきくもり小侍従
  129. 679庭の雪に慈円
  130. 680眺むれば慈円
  131. 681冬草の曽禰好忠
  132. 682尋ねきて寂然
  133. 683この頃は後鳥羽院
  134. 684草も木も源通具
  135. 685み狩する崇徳院
  136. 686御狩すと藤原忠通
  137. 687御狩野は大江匡房
  138. 688狩りくらし藤原公衡
  139. 689なか〳〵に永縁
  140. 690日かずふる式子内親王
  141. 691おのづから西行法師
  142. 692かへりては上西門院兵衛
  143. 693へだて行く俊成女(藤原俊成女)
  144. 694新しき藤原隆季
  145. 695なげきつゝ俊恵法師
  146. 696思ひやれ小侍従
  147. 697昔思ふ西行法師
  148. 698石の上藤原良経(後京極摂政)
  149. 699年の明けて慈円
  150. 700朝毎の隆聖
  151. 701急がれぬ藤原実房
  152. 702數ふれば和泉式部
  153. 703石走る藤原実定
  154. 704行く年を藤原有家
  155. 705老の浪寂蓮法師
  156. 706けふ每に藤原俊成

巻第七 賀歌707〜756番(50首)

仁徳天皇の「高き屋にのぼりて見れば」に始まり、君の長寿と御代の繁栄を祝う歌を集める。

歌の一覧
  1. 707高き屋に仁徳天皇
  2. 708初春の読人しらず
  3. 709子の日して藤原清正
  4. 710君が代の紀貫之
  5. 711若菜おふる紀貫之
  6. 712木綿襷紀貫之
  7. 713君が世に源師房
  8. 714住の江の伊勢
  9. 715年ごとに紀貫之
  10. 716千歲ふる凡河内躬恒
  11. 717山川の藤原興風
  12. 718祈りつゝ紀貫之
  13. 719山人の藤原俊成
  14. 720神無月清原元輔
  15. 721山風は伊勢
  16. 722曇りなく紫式部
  17. 723池水の伊勢大輔
  18. 724君が代の源顕房
  19. 725住の江に源隆国
  20. 726萬代を康資王母
  21. 727相生の大弐三位(藤原賢子)
  22. 728子の日する源経信
  23. 729子の日する藤原通俊
  24. 730君が代は大江匡房
  25. 731常磐なる読人しらず
  26. 732君が代に藤原範兼
  27. 733身にかへて三河内侍
  28. 734天の下式子内親王
  29. 735おしなべて藤原良経(後京極摂政)
  30. 736敷島や藤原良経(後京極摂政)
  31. 737ぬれてほす藤原良経(後京極摂政)
  32. 738君が代は藤原俊成
  33. 739わが道を藤原定家
  34. 740高砂の寂蓮法師
  35. 741藻鹽草源家長
  36. 742うれしさや藤原隆房
  37. 743年經たる藤原清輔
  38. 744七十に藤原清輔
  39. 745八百日行く藤原実定
  40. 746春日山藤原良経(後京極摂政)
  41. 747常磐なる読人しらず
  42. 748あかねさす大中臣輔親
  43. 749すべらぎを藤原資業
  44. 750とやかへる大江匡房
  45. 751くもりなき藤原永範
  46. 752大江山藤原範兼
  47. 753近江のや藤原俊成
  48. 754神代より藤原兼光
  49. 755立ちよれば藤原光範
  50. 756常磐なる藤原資実

巻第八 哀傷歌757〜856番(100首)

人の世の無常と、親しい人の死を悼む歌。遍昭の「末の露もとの雫や」をはじめ、近親を失った歌人たちの歌が並ぶ。

歌の一覧
  1. 757末の露僧正遍昭
  2. 758あはれなり小野小町
  3. 759櫻散る藤原兼輔
  4. 760墨染の藤原実方
  5. 761あかざりし藤原道信
  6. 762花櫻成尋
  7. 763花見むと大江嘉言
  8. 764誰もみな藤原顕輔
  9. 765花見ては藤原実定
  10. 766春霞藤原良経(後京極摂政)
  11. 767立ちのぼる藤原惟方
  12. 768形見とて藤原重家
  13. 769あやめ草高陽院木綿四手
  14. 770今日くれど上西門院兵衛
  15. 771菖蒲草九条院
  16. 772さもこそは皇嘉門院
  17. 773よそなれど藤原実資
  18. 774ひとりにも藤原為頼
  19. 775おくと見し和泉式部
  20. 776思ひきや上東門院
  21. 777淺茅原周防内侍
  22. 778袖にさへ徽子女王(斎宮女御)
  23. 779秋風の一条院
  24. 780別れけむ大弐三位(藤原賢子)
  25. 781置き添ふる読人しらず
  26. 782女郞花藤原実頼
  27. 783ねざめする和泉式部
  28. 784袖ぬらす藤原忠実
  29. 785さらでだに藤原俊忠
  30. 786悲しきは藤原実定
  31. 787今はさは俊成女(藤原俊成女)
  32. 788玉ゆらの藤原定家
  33. 789露をだに藤原秀能
  34. 790秋ふかき殷富門院大輔
  35. 791見し夢を源通親
  36. 792なれし秋の藤原実家
  37. 793朽ちもせぬ西行法師
  38. 794故鄕を慈円
  39. 795浮世には藤原俊成
  40. 796まれにくる藤原俊成
  41. 797物おもへば源雅実
  42. 798故鄕を源雅実
  43. 799命あれば能因法師
  44. 800今日來ずば藤原公任
  45. 801思ひ出づる後鳥羽院
  46. 802思ひ出づる慈円
  47. 803なき人の後鳥羽院
  48. 804神無月相模
  49. 805手すさびの土御門右大臣女
  50. 806尋ねても馬内侍
  51. 807いにしへの徽子女王(斎宮女御)
  52. 808ほしもあへぬ藤原道信
  53. 809水底に東三条院
  54. 810物をのみ源信明
  55. 811逢ふことも上東門院
  56. 812憂しとては藤原生子
  57. 813はかなしと源道済
  58. 814故鄕に源道済
  59. 815玉の緒の藤原長家
  60. 816戀ひわぶと和泉式部
  61. 817たれか世に紫式部
  62. 818なき人を加賀少納言
  63. 819亡き人の慶暹
  64. 820見し人の紫式部
  65. 821あはれ君弁乳母
  66. 822思へ君源三位
  67. 823あはれ人能因法師
  68. 824夜もすがら大江匡衡
  69. 825うつりけむ新少将
  70. 826かきとむる藤原公通
  71. 827有栖川源雅定
  72. 828限りなき藤原俊成
  73. 829見し夢に藤原良経(後京極摂政)
  74. 830世の中は藤原清輔
  75. 831いつ歎き西行法師
  76. 832皆人の慈円
  77. 833きのふ見し慈円
  78. 834蓬生に慈円
  79. 835我もいつぞ慈円
  80. 836尋ねきて寂蓮法師
  81. 837なきあとの西行法師
  82. 838哀れとも西行法師
  83. 839つく〴〵と藤原実房
  84. 840おくれゐて源通親
  85. 841そこはかと慈円
  86. 842誰もみな藤原忠経
  87. 843見し人は行遍
  88. 844あらざらむ祝部成仲
  89. 845有りし世に藤原兼房
  90. 846とへかしな藤原通俊
  91. 847君なくて源国信
  92. 848いつの間に藤原顕輔
  93. 849久方の柿本人麻呂
  94. 850有るはなく小野小町
  95. 851白玉か在原業平
  96. 852年ふれば醍醐天皇
  97. 853亡き人を藤原兼輔
  98. 854悔しくぞ藤原季縄
  99. 855墨染の具平親王
  100. 856暮れぬ間の紫式部

巻第九 離別歌857〜895番(39首)

地方へ下る人との別れ、旅立つ人への餞の歌。

歌の一覧
  1. 857玉鉾の紀貫之
  2. 858忘れなむ伊勢
  3. 859北へ行く紫式部
  4. 860秋霧の大中臣能宣
  5. 861見てだにも紀貫之
  6. 862逢坂の藤原兼輔
  7. 863きならせと読人しらず
  8. 864これやさは寂昭
  9. 865衣川源重之
  10. 866行末に高階経重
  11. 867君に又藤原範永
  12. 868涼しさは藤原妍子
  13. 869神無月藤原恒佐
  14. 870別れての大江千里
  15. 871唐も成尋阿闍梨母
  16. 872別れ路は道命法師
  17. 873天の川加賀左衛門
  18. 874別れ路は藤原隆家
  19. 875とゞまらむ藤原実方
  20. 876都をば大江匡房
  21. 877思ひ出でば後三条院
  22. 878歸り來む藤原基俊
  23. 879思へども行尊
  24. 880契りおく読人しらず
  25. 881かりそめの俊恵法師
  26. 882歸りこむ登蓮
  27. 883誰としも藤原隆信
  28. 884遙々と俊恵法師
  29. 885君いなば西行法師
  30. 886賴め置かむ西行法師
  31. 887さりともと西行法師
  32. 888歸り來む道因法師
  33. 889かりそめの藤原俊成
  34. 890別れにし祝部成仲
  35. 891忘るなよ藤原定家
  36. 892なごり思ふ惟明親王
  37. 893都をば読人しらず
  38. 894別れ路は源行宗
  39. 895色ふかく藤原顕綱

巻第十 羇旅歌896〜989番(94首)

旅の歌。万葉の旅の歌に始まり、熊野詣での歌、西行の「年たけてまた越ゆべしと思ひきや」などを収める。

歌の一覧
  1. 896飛ぶ鳥の元明天皇
  2. 897妹に戀ひ聖武天皇
  3. 898いざ子ども山上憶良
  4. 899天ざかる柿本人麻呂
  5. 900篠の葉は柿本人麻呂
  6. 901こゝにありて大伴旅人
  7. 902朝霧に読人しらず
  8. 903信濃なる在原業平
  9. 904駿河なる在原業平
  10. 905草枕紀貫之
  11. 906白雲の壬生忠岑
  12. 907東路や壬生忠岑
  13. 908人を猶ほ徽子女王(斎宮女御)
  14. 909まだ知らぬ菅原輔昭
  15. 910しなが鳥読人しらず
  16. 911神風の読人しらず
  17. 912故鄕の橘良利
  18. 913立ちながら藤原輔尹
  19. 914都にて御形宣旨
  20. 915旅衣奝然
  21. 916舟ながら藤原実方
  22. 917わがごとく行尊
  23. 918かきくもり紫式部
  24. 919小夜更けて肥後
  25. 920旅寢して源経信
  26. 921わきも子が恵慶法師
  27. 922あしの葉を源隆綱
  28. 923ありし世の赤染衛門
  29. 924山路にて源国信
  30. 925草まくら源師頼
  31. 926磯馴れぬ源師賢
  32. 927旅寢する源経信
  33. 928深山路に源経信
  34. 929松が根に藤原顕季
  35. 930見し人も橘為仲
  36. 931草枕大江嘉言
  37. 932夏苅の藤原俊成
  38. 933立ちかへり藤原俊成
  39. 934こととへよ藤原定家
  40. 935野邊の露藤原家隆
  41. 936もろともに藤原良経(後京極摂政)
  42. 937都にて西行法師
  43. 938月見ばと西行法師
  44. 939明けば又藤原家隆
  45. 940故鄕の藤原雅経(飛鳥井雅経)
  46. 941忘れじと藤原良経(後京極摂政)
  47. 942東路の慈円
  48. 943幾夜かは越前
  49. 944知らざりし宜秋門院丹後
  50. 945風寒み大江匡房
  51. 946磯なれで藤原定頼
  52. 947行末は式子内親王
  53. 948松が根の式子内親王
  54. 949かくてしも俊成女(藤原俊成女)
  55. 950白雲の永縁
  56. 951夕日さす源経信
  57. 952いづくにか藤原定家
  58. 953旅人の藤原定家
  59. 954故鄕に藤原家隆
  60. 955白雲の藤原雅経(飛鳥井雅経)
  61. 956今日は又源家長
  62. 957故鄕も俊成女(藤原俊成女)
  63. 958いたづらに藤原雅経(飛鳥井雅経)
  64. 959都をば宜秋門院丹後
  65. 960草まくら藤原秀能
  66. 961ふしわびぬ藤原有家
  67. 962岩が根の藤原有家
  68. 963誰となき藤原業清
  69. 964枕とて鴨長明
  70. 965道の邊の藤原成範
  71. 966初瀨山禅性
  72. 967さらぬだに藤原秀能
  73. 968忘れなむ藤原定家
  74. 969契らねど藤原家隆
  75. 970故鄕に藤原家隆
  76. 971日を經つゝ九条兼実
  77. 972さすらふる藤原顕仲
  78. 973難波人藤原俊成
  79. 974又越えむ雅縁
  80. 975道すがら源頼朝
  81. 976世の中は藤原俊成
  82. 977おぼつかな宜秋門院丹後
  83. 978世の中を西行法師
  84. 979世をいとふ妙
  85. 980袖にふけ藤原定家
  86. 981旅寝する藤原家隆
  87. 982都にも藤原定家
  88. 983袖にしも鴨長明
  89. 984立田山慈円
  90. 985さとり行く慈円
  91. 986故郷へ素覚
  92. 987年たけて西行法師
  93. 988思ひおく西行法師
  94. 989見るまゝに後鳥羽院

巻第十一 恋歌一990〜1080番(91首)

まだ逢わない恋、人に知られまいと忍ぶ恋。式子内親王の「玉の緒よ絶えなば絶えね」を収める。

歌の一覧
  1. 990よそにのみ読人しらず
  2. 991音にのみ読人しらず
  3. 992足曳の柿本人麻呂
  4. 993石の上柿本人麻呂
  5. 994春日野の在原業平
  6. 995むらさきの醍醐天皇
  7. 996みかの原藤原兼輔
  8. 997その原や坂上是則
  9. 998年をへて藤原高光
  10. 999年月は源高明
  11. 1000諸共に源俊賢母
  12. 1001人づてに藤原朝忠
  13. 1002みこもりの藤原高遠
  14. 1003唐衣藤原伊尹
  15. 1004天津空藤原公任
  16. 1005あら玉の藤原伊尹
  17. 1006我が宿は本院侍従
  18. 1007わが思ひ藤原兼通
  19. 1008しるしなき紀貫之
  20. 1009煙たつ清原深養父
  21. 1010風吹けば藤原惟成
  22. 1011白雲の藤原義孝
  23. 1012今日も又和泉式部
  24. 1013筑波山源重之
  25. 1014われならぬ大中臣能宣
  26. 1015人知れず大江匡衡
  27. 1016匂ふらむ清原元輔
  28. 1017幾かへり大中臣能宣
  29. 1018奥山の凡河内躬恒
  30. 1019大空を宇多天皇
  31. 1020春風の藤原伊尹
  32. 1021水の上に藤原伊尹
  33. 1022かた岡の曽禰好忠
  34. 1023跡をだに和泉式部
  35. 1024霜の上に藤原興風
  36. 1025秋萩の大伴家持
  37. 1026秋風に藤原高光
  38. 1027わが戀も源有仁
  39. 1028石の上藤原良経(後京極摂政)
  40. 1029我が戀は後鳥羽院
  41. 1030わが戀は慈円
  42. 1031空蟬の藤原良経(後京極摂政)
  43. 1032思ひあれば寂蓮法師
  44. 1033思ひつゝ後鳥羽院
  45. 1034玉の緒よ式子内親王
  46. 1035忘れては式子内親王
  47. 1036わが戀は式子内親王
  48. 1037忍ぶるに九条兼実
  49. 1038つらけれど藤原伊尹
  50. 1039雨こそは読人しらず
  51. 1040風吹けば紀貫之
  52. 1041須磨の蜑の藤原道信
  53. 1042ぬまごとに三条院女蔵人左近
  54. 1043時鳥藤原公任
  55. 1044五月雨に馬内侍
  56. 1045時鳥藤原道長
  57. 1046時鳥馬内侍
  58. 1047心のみ馬内侍
  59. 1048みくまのゝ伊勢
  60. 1049難波潟伊勢
  61. 1050みかりする柿本人麻呂
  62. 1051有度濱の読人しらず
  63. 1052東路の読人しらず
  64. 1053濁り江の読人しらず
  65. 1054時雨ふる読人しらず
  66. 1055ありとのみ読人しらず
  67. 1056水莖の読人しらず
  68. 1057わが袖に読人しらず
  69. 1058冬の夜の藤原兼輔
  70. 1059しも氷藤原元真
  71. 1060淚川藤原元真
  72. 1061いかにせむ藤原実方
  73. 1062誰ぞこの藤原実方
  74. 1063我が戀は小弁
  75. 1064我が戀は伊勢
  76. 1065須磨の浦に藤原清正
  77. 1066あるかひも源景明
  78. 1067あし曳の紀貫之
  79. 1068あし曳の紀貫之
  80. 1069牡鹿ふす坂上是則
  81. 1070蚊遣火の曽禰好忠
  82. 1071由良の門を曽禰好忠
  83. 1072追風に源師時
  84. 1073梶緒たえ藤原良経(後京極摂政)
  85. 1074しるべせよ式子内親王
  86. 1075紀の國や藤原長方
  87. 1076つれもなき源師俊
  88. 1077難波人藤原良経(後京極摂政)
  89. 1078蜑のかる藤原俊成
  90. 1079逢ふまでの相模
  91. 1080みるめ苅る在原業平

巻第十二 恋歌二1081〜1148番(68首)

逢えないまま思いの募る恋。煙・雲・夕暮れに託して、なお忍ぶ心を詠む。

歌の一覧
  1. 1081下もえに俊成女(藤原俊成女)
  2. 1082なびかじな藤原定家
  3. 1083袖をのみ藤原良経(後京極摂政)
  4. 1084海松こそ二条院讃岐
  5. 1085君戀ふと源俊頼
  6. 1086知るらめや藤原頼実
  7. 1087洩らすなよ藤原良経(後京極摂政)
  8. 1088かくとだに藤原実定
  9. 1089洩らさばや殷富門院大輔
  10. 1090戀ひしとも近衛院
  11. 1091人しれぬ源有仁
  12. 1092物思ふと藤原顕仲
  13. 1093人知れず藤原清輔
  14. 1094消えねたゞ藤原雅経(飛鳥井雅経)
  15. 1095かぎりあれば源通光
  16. 1096うちはへて二条院讃岐
  17. 1097忍ばじよ藤原公継
  18. 1098人もまだ信濃
  19. 1099遙かなる西行法師
  20. 1100數ならぬ西行法師
  21. 1101草深き藤原良経(後京極摂政)
  22. 1102後の世を藤原重家
  23. 1103玉章の読人しらず
  24. 1104ためしあれば読人しらず
  25. 1105いはぬより藤原隆房
  26. 1106ながめわび源通光
  27. 1107思ひあまり藤原俊成
  28. 1108山がつの藤原良経(後京極摂政)
  29. 1109思へども藤原忠定
  30. 1110逢ふことは藤原俊成
  31. 1111散らすなよ藤原俊成
  32. 1112白玉か藤原元真
  33. 1113いつまでの藤原義孝
  34. 1114我が戀は藤原公能
  35. 1115いつとなく藤原基輔
  36. 1116藻鹽やく藤原秀能
  37. 1117須磨の蜑の藤原定家
  38. 1118ありとても寂蓮法師
  39. 1119なげかずよ藤原良経(後京極摂政)
  40. 1120淚川二条院讃岐
  41. 1121よそながら高松院右衛門佐
  42. 1122偲びあまり読人しらず
  43. 1123紅に道因法師
  44. 1124夢にても式子内親王
  45. 1125覺めて後藤原実定
  46. 1126身にそへる藤原良経(後京極摂政)
  47. 1127夢のうらに藤原実宗
  48. 1128たのめおきし藤原忠良
  49. 1129忍びあまり藤原経家
  50. 1130賴めても賀茂重政
  51. 1131逢ふ事は藤原家房
  52. 1132ふじの峯の藤原家隆
  53. 1133なき名のみ藤原俊忠
  54. 1134逢ふことの惟明親王
  55. 1135わが戀は源通具
  56. 1136面影の俊成女(藤原俊成女)
  57. 1137床の霜藤原定家
  58. 1138つれなさの藤原有家
  59. 1139袖の上に藤原秀能
  60. 1140夏引の越前
  61. 1141幾夜われ藤原良経(後京極摂政)
  62. 1142年も經ね藤原定家
  63. 1143憂身をば藤原俊成
  64. 1144戀ひ死なむ藤原長方
  65. 1145あすしらぬ殷富門院大輔
  66. 1146つれもなき八条院高倉
  67. 1147何となく西行法師
  68. 1148思ひ知る西行法師

巻第十三 恋歌三1149〜1233番(85首)

逢瀬とその翌朝の別れ(後朝)、逢ったのちになお募る思いを詠む。

歌の一覧
  1. 1149忘れじの儀同三司母(高階貴子)
  2. 1150かぎりなく藤原伊尹
  3. 1151思ふには在原業平
  4. 1152昨日まで藤原頼忠
  5. 1153逢ふ事を式子内親王
  6. 1154戀ひしさに源正清
  7. 1155逢ふまでの西行法師
  8. 1156人ごころ三条院女蔵人左近
  9. 1157逢ひ見ても藤原興風
  10. 1158中々に藤原実方
  11. 1159夢とても伊勢
  12. 1160枕だに和泉式部
  13. 1161忘れても馬内侍
  14. 1162つらかりし藤原範永
  15. 1163今朝よりは高倉院
  16. 1164蘆の屋の源俊頼
  17. 1165かりそめに読人しらず
  18. 1166いかにせむ相模
  19. 1167あけがたき藤原実方
  20. 1168逢ふことの伊勢
  21. 1169秋の夜の敦道親王
  22. 1170心にも藤原道信
  23. 1171はかなくも醍醐天皇
  24. 1172朝露の源周子
  25. 1173置き添ふる円融院
  26. 1174思ひ出でて藤原伊尹
  27. 1175うば玉の藤原実頼
  28. 1176みじか夜の藤原清正
  29. 1177明くといへば源清蔭
  30. 1178今朝はしも和泉式部
  31. 1179心から赤染衛門
  32. 1180佗びつゝも藤原師輔
  33. 1181手枕に宇多天皇
  34. 1182しばし待て藤原惟成
  35. 1183おきて見ば藤原実方
  36. 1184明けぬれど二条院讃岐
  37. 1185面影の西行法師
  38. 1186またも來む藤原良経(後京極摂政)
  39. 1187誰行きて賀茂成助
  40. 1188消えかへり藤原朝光
  41. 1189朝ぼらけ花山院
  42. 1190庭に生ふる藤原道経
  43. 1191待つ宵に小侍従
  44. 1192これもまた藤原知家
  45. 1193有明は西行法師
  46. 1194大井川清原元輔
  47. 1195夕暮に読人しらず
  48. 1196味氣なく藤原定家
  49. 1197賴めずば後鳥羽院
  50. 1198なにゆゑと藤原良経(後京極摂政)
  51. 1199聞くやいかに宮内卿
  52. 1200人は來で西行法師
  53. 1201いかゞ吹く八条院高倉
  54. 1202賴め置く鴨長明
  55. 1203今來むと藤原秀能
  56. 1204君待つと式子内親王
  57. 1205頼めぬに西行法師
  58. 1206歸るさの藤原定家
  59. 1207君來むと読人しらず
  60. 1208衣手に柿本人麻呂
  61. 1209逢ふことは馬内侍
  62. 1210なれ行くは徽子女王(斎宮女御)
  63. 1211霧ふかき坂上是則
  64. 1212世のつねの安法法師女
  65. 1213足曳の大伴家持
  66. 1214東路に醍醐天皇
  67. 1215結びおきし藤原敦忠
  68. 1216霜のうへに源重之
  69. 1217ひとりふす安法法師女
  70. 1218山城の源重之
  71. 1219かけて思ふ紀貫之
  72. 1220僞を平定文(平中)
  73. 1221いかばかり鳥羽院
  74. 1222我ばかり九条兼実
  75. 1223たゞ賴め慈円
  76. 1224つらしとは藤原家通
  77. 1225賴めこし読人しらず
  78. 1226あはれにも源雅通
  79. 1227つらきをも小侍従
  80. 1228何か厭ふ殷富門院大輔
  81. 1229戀ひ死なむ藤原頼輔
  82. 1230あはれとて西行法師
  83. 1231身をしれば西行法師
  84. 1232よしさらば藤原俊成
  85. 1233賴め置かむ美福門院加賀

巻第十四 恋歌四1234〜1335番(102首)

逢ったのちに訪れの途絶えた恋。月を見て人を待ち、心変わりを恨む歌が多い。

歌の一覧
  1. 1234宵々に藤原実頼
  2. 1235君だにも読人しらず
  3. 1236戀ひしさに読人しらず
  4. 1237別れては藤原伊尹
  5. 1238昨日とも恵子女王
  6. 1239絕えぬるか藤原道綱母
  7. 1240かた〴〵に陽明門院
  8. 1241言の葉の伊勢
  9. 1242吹く風に藤原道綱母
  10. 1243葛の葉に村上天皇
  11. 1244霜さやぐ醍醐天皇
  12. 1245淺茅生ふる読人しらず
  13. 1246霞むらむ徽子女王(斎宮女御)
  14. 1247今こむと村上天皇
  15. 1248玉鉾の朱雀院
  16. 1249思ひやる熙子女王
  17. 1250春雨の後朱雀院
  18. 1251靑柳の藤原生子
  19. 1252靑柳の後朱雀院
  20. 1253淺綠藤原生子
  21. 1254古の藤原実方
  22. 1255枯れにける読人しらず
  23. 1256逢ふことを村上天皇
  24. 1257さらしなや伊勢
  25. 1258いつとても中務
  26. 1259更級の凡河内躬恒
  27. 1260天の戶を読人しらず
  28. 1261ほのみえし読人しらず
  29. 1262入る方は紫式部
  30. 1263さしてゆく読人しらず
  31. 1264今はとて藤原経衡
  32. 1265おも影の肥後
  33. 1266うき人の藤原実定
  34. 1267月のみや西行法師
  35. 1268くまもなき西行法師
  36. 1269物思ひて西行法師
  37. 1270曇れかし八条院高倉
  38. 1271忘らるゝ後鳥羽院
  39. 1272廻りあはむ藤原良経(後京極摂政)
  40. 1273我が淚藤原良経(後京極摂政)
  41. 1274戀ひ佗ぶる藤原公経(西園寺公経)
  42. 1275いくめぐり源通光
  43. 1276いま來むと源通具
  44. 1277忘れじと藤原有家
  45. 1278思ひ出でて藤原良経(後京極摂政)
  46. 1279忘るなよ藤原家隆
  47. 1280そのまゝに宗円
  48. 1281人ぞうき藤原秀能
  49. 1282わくらばに藤原良経(後京極摂政)
  50. 1283來ぬ人を藤原有家
  51. 1284松山と藤原定家
  52. 1285ならひ來し俊成女(藤原俊成女)
  53. 1286あと絕えて二条院讃岐
  54. 1287來ぬ人を寂蓮法師
  55. 1288尋ねても源通光
  56. 1289形見とて藤原保季
  57. 1290名殘をば行遍
  58. 1291忘れずば藤原定家
  59. 1292風吹かば藤原家隆
  60. 1293いはざりき藤原良経(後京極摂政)
  61. 1294思ひ出でよ藤原家隆
  62. 1295忘れゆく藤原範兼
  63. 1296忘れなば殷富門院大輔
  64. 1297疎くなる西行法師
  65. 1298今ぞ知る西行法師
  66. 1299逢ひ見しは源通親
  67. 1300あはれなる藤原公経(西園寺公経)
  68. 1301契りきや源通具
  69. 1302恨みわび寂蓮法師
  70. 1303忘れじの宜秋門院丹後
  71. 1304思ひかね藤原良経(後京極摂政)
  72. 1305さらでだに藤原有家
  73. 1306心には読人しらず
  74. 1307あはれとて西行法師
  75. 1308わが戀は俊恵法師
  76. 1309今はたゞ式子内親王
  77. 1310何時も聞く藤原良経(後京極摂政)
  78. 1311心あらば慈円
  79. 1312里はあれぬ寂蓮法師
  80. 1313里はあれぬ後鳥羽院
  81. 1314物思はで藤原有家
  82. 1315草枕藤原雅経(飛鳥井雅経)
  83. 1316さても猶ほ藤原家隆
  84. 1317思ひいる藤原秀能
  85. 1318ながめても鴨長明
  86. 1319言の葉の源通具
  87. 1320消え佗びぬ藤原定家
  88. 1321來ぬ人を寂蓮法師
  89. 1322わが戀は慈円
  90. 1323袖の露も後鳥羽院
  91. 1324むせぶとも藤原定家
  92. 1325知られじな藤原家隆
  93. 1326露はらふ俊成女(藤原俊成女)
  94. 1327心こそ慈円
  95. 1328さりともと式子内親王
  96. 1329生きてよも式子内親王
  97. 1330曉の慈円
  98. 1331つく〴〵と藤原公経(西園寺公経)
  99. 1332尋ね見る藤原定家
  100. 1333見し人の藤原雅経(飛鳥井雅経)
  101. 1334ふりにけり俊成女(藤原俊成女)
  102. 1335通ひ來し俊成女(藤原俊成女)

巻第十五 恋歌五1336〜1435番(100首)

恋の終わり。忘れられた身の嘆き、秋風と涙、定家の「白妙の袖の別れに」などを収める。

歌の一覧
  1. 1336白妙の藤原定家
  2. 1337思ひ入る藤原家隆
  3. 1338野邊の露は慈円
  4. 1339戀ひわびて藤原公衡
  5. 1340とへかしな源通具
  6. 1341夜のまにも藤原俊忠
  7. 1342あだなりと藤原道信
  8. 1343同じくは藤原元真
  9. 1344今來むと和泉式部
  10. 1345あだごとの藤原長能
  11. 1346打ちはへて読人しらず
  12. 1347萩の葉や藤原惟成
  13. 1348終夜花山院
  14. 1349君がせぬ光孝天皇
  15. 1350露ばかり読人しらず
  16. 1351思ひやる源重之
  17. 1352身に近く六条右大臣室
  18. 1353色かはる相模
  19. 1354稻妻は相模
  20. 1355人知れぬ藤原伊尹
  21. 1356淚のみ光孝天皇
  22. 1357枕のみ坂上是則
  23. 1358思ほえず読人しらず
  24. 1359妹が袖読人しらず
  25. 1360あふ事の読人しらず
  26. 1361浦にたく読人しらず
  27. 1362忘るらむと読人しらず
  28. 1363憂きながら読人しらず
  29. 1364命をば読人しらず
  30. 1365いづ方に読人しらず
  31. 1366今迄に読人しらず
  32. 1367玉水を読人しらず
  33. 1368山城の読人しらず
  34. 1369君があたり読人しらず
  35. 1370中空に読人しらず
  36. 1371雲のゐる読人しらず
  37. 1372晝はきて読人しらず
  38. 1373我もしか読人しらず
  39. 1374夏野ゆく柿本人麻呂
  40. 1375夏草の柿本人麻呂
  41. 1376御禊する八代女王
  42. 1377恨みつゝ清原深養父
  43. 1378蘆べより山口女王
  44. 1379鹽竈の山口女王
  45. 1380いかに寢て赤染衛門
  46. 1381うち解けて小野篁
  47. 1382春の夜の伊勢
  48. 1383春の夜の盛明親王
  49. 1384ぬる夢に徽子女王(斎宮女御)
  50. 1385かくばかり大中臣能宣
  51. 1386淚川寂蓮法師
  52. 1387逢ふと見て藤原家隆
  53. 1388ゆかちかく藤原基俊
  54. 1389哀なり藤原俊成
  55. 1390かきやりし藤原定家
  56. 1391夢かとよ俊成女(藤原俊成女)
  57. 1392儚くぞ式子内親王
  58. 1393過ぎにける弁
  59. 1394思ひ佗び藤原俊成
  60. 1395流れ出でむ相模
  61. 1396つらからば馬内侍
  62. 1397君しまれ馬内侍
  63. 1398花さかぬ藤原仲文
  64. 1399おのづから源経信母
  65. 1400習はねば平教盛母
  66. 1401歎かじな皇嘉門院尾張
  67. 1402いかにして和泉式部
  68. 1403嬉しくば清原深養父
  69. 1404逢ふ事の素性法師
  70. 1405我が身こそ小野小町
  71. 1406葛城や大中臣能宣
  72. 1407今はとも大中臣輔親
  73. 1408思ひ出づや伊勢
  74. 1409出でていにし在原業平
  75. 1410梅の花在原業平
  76. 1411天の原村上天皇
  77. 1412歎くらむ徽子女王(斎宮女御)
  78. 1413逢はずして光孝天皇
  79. 1414思ひやる致平親王
  80. 1415雲井より凡河内躬恒
  81. 1416雲井なる醍醐天皇
  82. 1417春行きて村上天皇
  83. 1418初雁の源高明
  84. 1419小忌衣藤原惟成
  85. 1420住吉の藤原元真
  86. 1421水の上の村上天皇
  87. 1422長き世の藤原伊尹
  88. 1423心にも藤原敦忠
  89. 1424世の憂きも藤原元真
  90. 1425數ならば小野篁
  91. 1426人ならば藤原惟成
  92. 1427我が齡読人しらず
  93. 1428今よりは読人しらず
  94. 1429玉くしげ読人しらず
  95. 1430あふ事を読人しらず
  96. 1431秋の田の読人しらず
  97. 1432はし鷹の読人しらず
  98. 1433大淀の読人しらず
  99. 1434白波は読人しらず
  100. 1435さしてゆく読人しらず

巻第十六 雑歌上1436〜1587番(152首)

四季の景物に寄せた述懐の歌、宮廷の行事、月を見て昔を思う歌など。

歌の一覧
  1. 1436年くれし藤原俊成
  2. 1437山かげや藤原有家
  3. 1438哀れなり源雅信
  4. 1439引きかへて円融院
  5. 1440春來れば行尊
  6. 1441谷深み菅原道真
  7. 1442降る雪に菅原道真
  8. 1443遲くとも藤原忠平
  9. 1444百敷に源公忠
  10. 1445色香をば花山院
  11. 1446梅の花大弐三位(藤原賢子)
  12. 1447春霞藤原兼家
  13. 1448紫の円融院
  14. 1449道の邊の菅原道真
  15. 1450昔見し清原深養父
  16. 1451垣ごしに円融院
  17. 1452をりに來と藤原朝光
  18. 1453萬代を肥後
  19. 1454枝ごとの藤原師通
  20. 1455春をへて藤原定家
  21. 1456なれ〳〵て藤原雅経(飛鳥井雅経)
  22. 1457ふる里と読人しらず
  23. 1458いざやまだ源師光
  24. 1459折る人の和泉式部
  25. 1460見ても又藤原高光
  26. 1461老いにける源俊房
  27. 1462櫻花藤原忠家
  28. 1463さもあらばあれ源経信
  29. 1464櫻花藤原忠教
  30. 1465惜しめども鳥羽院
  31. 1466今はわれ藤原俊成
  32. 1467春くれば藤原俊成
  33. 1468てる月も藤原俊成
  34. 1469見せばやな慈円
  35. 1470柴の戶に慈円
  36. 1471世の中を西行法師
  37. 1472身はとめつ安法
  38. 1473さくらあさの源俊頼
  39. 1474しら波の加賀左衛門
  40. 1475覺束な加賀左衛門
  41. 1476世をいとふ幸清
  42. 1477折にあへば藤原忠良
  43. 1478春の雨の藤原有家
  44. 1479天皇の藤原実行
  45. 1480八重ながら藤原実方
  46. 1481九重に円融院
  47. 1482己が浪に慈円
  48. 1483唐衣藤原道長
  49. 1484から衣上東門院
  50. 1485神代には紫式部
  51. 1486時鳥式子内親王
  52. 1487立ち出づる読人しらず
  53. 1488いく千世と藤原家通
  54. 1489梅が枝に三条院女蔵人左近
  55. 1490うちわたす小弁
  56. 1491五月雨の赤染衛門
  57. 1492五月雨は藤原俊成
  58. 1493獨り寢る花山院
  59. 1494よそへつゝ恵子女王
  60. 1495思ひあらば和泉式部
  61. 1496思ひあれば七条院大納言
  62. 1497袖の浦中務
  63. 1498秋や來る紀有常
  64. 1499廻りあひて紫式部
  65. 1500月影の三条院
  66. 1501山の端を藤原為時
  67. 1502浮雲は伊勢大輔
  68. 1503浮雲に藤原正光
  69. 1504月をなど藤原範兼
  70. 1505おもひ出づる静賢
  71. 1506和歌の浦に藤原範光
  72. 1507夜もすがら宜秋門院丹後
  73. 1508山の端に藤原盛方
  74. 1509忘れじよ藤原俊成
  75. 1510いかにして藤原俊成
  76. 1511心には藤原公衡
  77. 1512昔見し二条院讃岐
  78. 1513うき身世に藤原経通
  79. 1514都にも藤原長能
  80. 1515淡路にて凡河内躬恒
  81. 1516徒に源道済
  82. 1517天の原増基
  83. 1518たのめこし読人しらず
  84. 1519月見ばと藤原良経(後京極摂政)
  85. 1520山里に慈円
  86. 1521有明の慈円
  87. 1522山の端を藤原業清
  88. 1523終夜鴨長明
  89. 1524おく山の藤原秀能
  90. 1525月すめば藤原秀能
  91. 1526ながめ佗びぬ猷円
  92. 1527曉の花山院
  93. 1528有明の伊勢大輔
  94. 1529すみなれし和泉式部
  95. 1530住む人も源経信
  96. 1531思ひきや藤原俊成
  97. 1532月をみて西行法師
  98. 1533夜もすがら西行法師
  99. 1534月の色に西行法師
  100. 1535捨つとならば西行法師
  101. 1536更けにける西行法師
  102. 1537ながめして覚性法親王
  103. 1538秋の夜の藤原道経
  104. 1539秋を經て慈円
  105. 1540眺めても藤原隆信
  106. 1541心ある源光行
  107. 1542身のうさに二条院讃岐
  108. 1543有明の寂超
  109. 1544都なる大江嘉言
  110. 1545思ひやれ惟明親王
  111. 1546有明の式子内親王
  112. 1547天の戶を藤原良経(後京極摂政)
  113. 1548雲をのみ藤原忠経
  114. 1549入りやらで藤原保季
  115. 1550あやしくぞ行遍
  116. 1551故郷の寂超
  117. 1552住み來けむ平忠盛
  118. 1553八重葎大江匡房
  119. 1554鷗ゐる藤原顕仲
  120. 1555難波がた俊恵法師
  121. 1556和歌の浦に慈円
  122. 1557藻汐くむ藤原定家
  123. 1558あかしがた藤原秀能
  124. 1559ながめよと源具親
  125. 1560しめおきて藤原俊成
  126. 1561荒れわたる藤原俊成
  127. 1562雲かゝる西行法師
  128. 1563風そよぐ守覚法親王
  129. 1564淺茅生や源通光
  130. 1565葛の葉の俊成女(藤原俊成女)
  131. 1566白露は祝部允仲
  132. 1567女郞花紫式部
  133. 1568白露は藤原道長
  134. 1569山里に曽禰好忠
  135. 1570百年の安法
  136. 1571秋果つる大江匡房
  137. 1572花すゝき源行宗
  138. 1573夜半に吹く藤原実定
  139. 1574世の中に藤原顕長
  140. 1575うつろふは冷泉院
  141. 1576賴もしな源順
  142. 1577山川の読人しらず
  143. 1578あさ每に源通親
  144. 1579君が代に藤原家隆
  145. 1580跡もなく赤染衛門
  146. 1581露の命後白河院
  147. 1582杣山や藤原俊成
  148. 1583時過ぎて朱雀院
  149. 1584程もなく藤原公任
  150. 1585見し夢を御形宣旨
  151. 1586老いぬとも藤原俊成
  152. 1587大かたに円仁(慈覚大師)

巻第十七 雑歌中1588〜1689番(102首)

山・海・名所の景、旅と隠棲、老いの嘆きなどを詠む。

歌の一覧
  1. 1588白波の川島皇子
  2. 1589山城の藤原宇合
  3. 1590蘆の屋の在原業平
  4. 1591晴るゝ夜の在原業平
  5. 1592しかの蜑の読人しらず
  6. 1593難波女の紀貫之
  7. 1594年ふれば壬生忠岑
  8. 1595春の日の恵慶法師
  9. 1596朽ちにける藤原実定
  10. 1597沖つ風藤原定頼
  11. 1598すまの浦の藤原孝善
  12. 1599秋風の壬生忠見
  13. 1600須磨の關慈円
  14. 1601人住まぬ藤原良経(後京極摂政)
  15. 1602蜑小舟源俊頼
  16. 1603和歌の浦を寂蓮法師
  17. 1604水の江の藤原季能
  18. 1605今更に藤原秀能
  19. 1606大淀の徽子女王(斎宮女御)
  20. 1607まつ人は後冷泉院
  21. 1608住吉の大弐三位(藤原賢子)
  22. 1609うちよする祝部成仲
  23. 1610沖津風越前
  24. 1611見渡せば藤原家隆
  25. 1612今日とてや藤原俊成
  26. 1613鈴鹿山西行法師
  27. 1614世の中を慈円
  28. 1615風になびく西行法師
  29. 1616時しらぬ在原業平
  30. 1617春秋も在原元方
  31. 1618花ならで慈円
  32. 1619吉野山西行法師
  33. 1620厭ひても藤原家衡
  34. 1621一すぢに源通具
  35. 1622誰かはと藤原有家
  36. 1623山里は宜秋門院丹後
  37. 1624瀧の音藤原家隆
  38. 1625ことしげき寂然
  39. 1626奥山の藤原師氏
  40. 1627白露の藤原高光
  41. 1628世の中を読人しらず
  42. 1629身をばかつ大中臣能宣
  43. 1630苔の庵恵慶法師
  44. 1631荒れはてゝ読人しらず
  45. 1632山深く西行法師
  46. 1633山陰に西行法師
  47. 1634立ち出でて寂蓮法師
  48. 1635奧山の後鳥羽院
  49. 1636ながらへて二条院讃岐
  50. 1637今はとて藤原俊成
  51. 1638我ながら藤原有家
  52. 1639世をそむく道命法師
  53. 1640世を背く和泉式部
  54. 1641思ふこと少将井尼
  55. 1642誰住みて西行法師
  56. 1643しをりせで西行法師
  57. 1644かざしをる殷富門院大輔
  58. 1645いつとなき道命法師
  59. 1646嵯峨の山藤原定家
  60. 1647佐保川の藤原忠実
  61. 1648かゝるせも藤原兼家
  62. 1649昔より円融院
  63. 1650ものゝふの柿本人麻呂
  64. 1651我が世をば在原行平
  65. 1652水上の藤原師通
  66. 1653久方の藤原有家
  67. 1654昔聞く藤原良経(後京極摂政)
  68. 1655天の川藤原実方
  69. 1656眞木の板も大江匡房
  70. 1657定めなき中務
  71. 1658山里に慈円
  72. 1659山里に西行法師
  73. 1660山里は西行法師
  74. 1661草の庵を慈円
  75. 1662わくらばに行尊
  76. 1663世をそむく安法
  77. 1664いつかわれ藤原家隆
  78. 1665今はわれ式子内親王
  79. 1666樒つむ小侍従
  80. 1667わすれじの藤原良経(後京極摂政)
  81. 1668影やどす藤原雅経(飛鳥井雅経)
  82. 1669煙絕えて賀茂重保
  83. 1670八十あまり西日
  84. 1671山里に慈円
  85. 1672斧の柄の式子内親王
  86. 1673いかにせむ藤原俊成
  87. 1674秋くれば祝部成仲
  88. 1675岡のべの慈円
  89. 1676古畑の西行法師
  90. 1677山かけの西行法師
  91. 1678しげき野を西行法師
  92. 1679昔見し西行法師
  93. 1680住みなれし行尊
  94. 1681ふる里は藤原良経(後京極摂政)
  95. 1682これや見し西行法師
  96. 1683蔭にとて紀貫之
  97. 1684石上能因法師
  98. 1685古を恵慶法師
  99. 1686わくらばに藤原定家
  100. 1687歎きこる赤染衛門
  101. 1688秋されば柿本人麻呂
  102. 1689朝倉や天智天皇

巻第十八 雑歌下1690〜1851番(162首)

菅原道真の配所の歌に始まり、世の憂さと述懐、遁世と山里の住まい、無常の思いを詠む。

歌の一覧
  1. 1690足曳の菅原道真
  2. 1691天の原菅原道真
  3. 1692月每に菅原道真
  4. 1693山わかれ菅原道真
  5. 1694霧立ちて菅原道真
  6. 1695花とちり菅原道真
  7. 1696老いぬとて菅原道真
  8. 1697筑紫にも菅原道真
  9. 1698苅萱の菅原道真
  10. 1699海ならず菅原道真
  11. 1700彥星の菅原道真
  12. 1701ながれ木と菅原道真
  13. 1702さゞなみや読人しらず
  14. 1703白波の読人しらず
  15. 1704舟のうち藤原良経(後京極摂政)
  16. 1705さすらふる大江匡房
  17. 1706いかにせむ増賀
  18. 1707蘆鴨の柿本人麻呂
  19. 1708あしがもの大中臣能宣
  20. 1709老いにける源順
  21. 1710足曳の能因法師
  22. 1711なれ見てし藤原道長
  23. 1712そのかみの東三条院
  24. 1713盡きもせぬ昌子内親王
  25. 1714かはるらむ藤原妍子
  26. 1715まがふらむ上東門院
  27. 1716潮の間に和泉式部
  28. 1717古の藤原定子
  29. 1718都より村上天皇
  30. 1719百敷の藤原高光
  31. 1720夢かとも惟喬親王
  32. 1721雲井とぶ徽子女王(斎宮女御)
  33. 1722白露は伊勢
  34. 1723天つ風藤原清正
  35. 1724古の読人しらず
  36. 1725大淀の藤原定家
  37. 1726濱千鳥後白河院
  38. 1727瀧つ瀨に後朱雀院
  39. 1728淺からぬ周防内侍
  40. 1729言の葉の壬生忠見
  41. 1730獨寢の藤原為忠
  42. 1731草分けて赤染衛門
  43. 1732うれしさは伊勢大輔
  44. 1733秋風の源経信
  45. 1734忍ぶ草藤原済時
  46. 1735淺茅生を藤原朝光
  47. 1736ながらへむ読人しらず
  48. 1737露の身の小馬命婦
  49. 1738命だに和泉式部
  50. 1739定めなき行尊
  51. 1740世の中の慈円
  52. 1741賴み來し慈円
  53. 1742くりかへし行尊
  54. 1743憂しといひて清原元輔
  55. 1744背けども読人しらず
  56. 1745大空に内匠
  57. 1746かくしつゝ周防内侍
  58. 1747思はねど慈円
  59. 1748數ならぬ西行法師
  60. 1749愚なる西行法師
  61. 1750年月を西行法師
  62. 1751うけがたき西行法師
  63. 1752そむきても寂蓮法師
  64. 1753身のうさを寂蓮法師
  65. 1754何事を慈円
  66. 1755いたづらに慈円
  67. 1756打たえて慈円
  68. 1757山里に慈円
  69. 1758袖におく源通具
  70. 1759君が代に藤原定家
  71. 1760おほ方の藤原家隆
  72. 1761和歌の浦や藤原家隆
  73. 1762その山の藤原家隆
  74. 1763君が代に藤原雅経(飛鳥井雅経)
  75. 1764惜しむとも俊成女(藤原俊成女)
  76. 1765浮き沈み藤原良経(後京極摂政)
  77. 1766我ながら藤原良経(後京極摂政)
  78. 1767おしかへし藤原良経(後京極摂政)
  79. 1768ながらへて守覚法親王
  80. 1769世を捨つる藤原兼宗
  81. 1770すてやらぬ藤原公衡
  82. 1771うきながら読人しらず
  83. 1772憂きながら源師光
  84. 1773さりともと賀茂季保
  85. 1774つく〴〵と荒木田長延
  86. 1775河舟の藤原頼輔
  87. 1776老いらくの覚弁
  88. 1777かき流す藤原行能
  89. 1778見れば先づ鴨長明
  90. 1779同じくは源季景
  91. 1780いづくにも西行法師
  92. 1781月の行く西行法師
  93. 1782思ふこと慈円
  94. 1783いかにして慈円
  95. 1784うき世出でし八条院高倉
  96. 1785人知れず承仁法親王
  97. 1786みちのくの源頼朝
  98. 1787今日までは大江嘉言
  99. 1788道芝の藤原実頼
  100. 1789何とかや皇嘉門院
  101. 1790來し方を藤原資実
  102. 1791千歲ふる性空
  103. 1792數ならで源俊頼
  104. 1793うきながら藤原俊成
  105. 1794春日山藤原家隆
  106. 1795なにとなく宜秋門院丹後
  107. 1796みな人の徽子女王(斎宮女御)
  108. 1797衣手の藤原実方
  109. 1798いにしへの藤原道信
  110. 1799たちながら加賀左衛門
  111. 1800秋の夜の村上天皇
  112. 1801ながめつゝ具平親王
  113. 1802木枯の小野小町
  114. 1803嵐ふく藤原俊成
  115. 1804轉寢は崇徳院
  116. 1805竹の葉に宮内卿
  117. 1806夕暮は和泉式部
  118. 1807暮れぬめり和泉式部
  119. 1808待たれつる西行法師
  120. 1809曉と藤原俊成
  121. 1810あかつきの式子内親王
  122. 1811かくばかり和泉式部
  123. 1812垂乳根の和泉式部
  124. 1813あはれとて行尊
  125. 1814位山源通親
  126. 1815昔だに藤原俊成
  127. 1816さゝがにの源俊頼
  128. 1817さゝがにの僧正遍昭
  129. 1818光り待つ源高明
  130. 1819荒く吹く赤染衛門
  131. 1820うつろはで赤染衛門
  132. 1821秋風は和泉式部
  133. 1822小笹原藤原俊成
  134. 1823世の中を慈円
  135. 1824世をいとふ慈円
  136. 1825ひと方に慈円
  137. 1826何故に慈円
  138. 1827思ふべき慈円
  139. 1828世を厭ふ西行法師
  140. 1829身の憂さを西行法師
  141. 1830如何すべき西行法師
  142. 1831何事に西行法師
  143. 1832昔より九条兼実
  144. 1833思ひ出でて行尊
  145. 1834數ならぬ行尊
  146. 1835いつかわれ慈円
  147. 1836うき身には源俊頼
  148. 1837賤の男の山田法師
  149. 1838數ならぬ寂蓮法師
  150. 1839賴みありて行遍
  151. 1840ながらへて源師光
  152. 1841憂世をば八条院高倉
  153. 1842情ありし西行法師
  154. 1843ながらへば藤原清輔
  155. 1844末の世も西行法師
  156. 1845行末は藤原俊成
  157. 1846世の中を藤原俊成
  158. 1847暮るゝ間も式子内親王
  159. 1848津の國の花山院
  160. 1849風はやみ具平親王
  161. 1850秋風に蝉丸
  162. 1851世の中は蝉丸

巻第十九 神祇歌1852〜1915番(64首)

住吉・伊勢・賀茂・春日・日吉・熊野などの神々に寄せる歌と、神の託宣とされる歌(神詠)を収める。

歌の一覧
  1. 1852知るらめや読人しらず
  2. 1853情なく読人しらず
  3. 1854補陀落の読人しらず
  4. 1855夜や寒き読人しらず
  5. 1856いかばかり読人しらず
  6. 1857むつまじと読人しらず
  7. 1858人知れず読人しらず
  8. 1859道遠し読人しらず
  9. 1860思ふこと読人しらず
  10. 1861われ賴む読人しらず
  11. 1862鏡にも読人しらず
  12. 1863あり來つゝ読人しらず
  13. 1864西の海読人しらず
  14. 1865白波に大江千古
  15. 1866久方の紀淑望
  16. 1867飛びかける三統理平
  17. 1868やまとかも読人しらず
  18. 1869おく霜に紀貫之
  19. 1870宮人の紀貫之
  20. 1871神風や藤原良経(後京極摂政)
  21. 1872契ありて藤原定家
  22. 1873うれしさも読人しらず
  23. 1874神風や藤原公継
  24. 1875眺めばや後鳥羽院
  25. 1876神風や後鳥羽院
  26. 1877宮柱西行法師
  27. 1878神路山西行法師
  28. 1879さやかなる西行法師
  29. 1880やはらぐる慈円
  30. 1881立ちかへり源雅定
  31. 1882神風や藤原俊成
  32. 1883かみかぜや俊恵法師
  33. 1884神風や越前
  34. 1885五十鈴川大中臣明親
  35. 1886千早振る読人しらず
  36. 1887榊葉に成清
  37. 1888年をへて周防内侍
  38. 1889月さゆる藤原俊成
  39. 1890ゆふしでの藤原公通
  40. 1891君をいのる慈円
  41. 1892跡たれし賀茂重保
  42. 1893おほみ田の賀茂幸平
  43. 1894石川や鴨長明
  44. 1895萬代を藤原資仲
  45. 1896今日まつる九条兼実
  46. 1897天の下九条兼実
  47. 1898春日野の藤原俊成
  48. 1899千代までも藤原伊家
  49. 1900をしほ山慈円
  50. 1901やはらぐる慈円
  51. 1902わがたのむ慈円
  52. 1903おしなべて慈円
  53. 1904諸人の慈円
  54. 1905覺めぬれば慈円
  55. 1906咲き匂ふ白河院
  56. 1907岩にむす後鳥羽院
  57. 1908熊野川後鳥羽院
  58. 1909立ちのほる藤原実能
  59. 1910岩代の読人しらず
  60. 1911契りあれば後鳥羽院
  61. 1912年經とも藤原顕輔
  62. 1913住吉の藤原道経
  63. 1914榊葉の大中臣能宣
  64. 1915河社紀貫之

巻第二十 釈教歌1916〜1978番(63首)

仏の教えにちなむ歌。経文の一節を題にした歌、法華経二十八品の歌、極楽往生を願う歌などを収める。

歌の一覧
  1. 1916なほたのめ読人しらず
  2. 1917何か思ふ読人しらず
  3. 1918山深く読人しらず
  4. 1919蘆そよぐ行基
  5. 1920阿耨多羅最澄(伝教大師)
  6. 1921法の舟円珍(智証大師)
  7. 1922しるべある円珍(智証大師)
  8. 1923寂寞の日蔵
  9. 1924南無阿彌陀法円
  10. 1925われだにも源信
  11. 1926濁りなき上東門院
  12. 1927わたつ海の藤原忠通
  13. 1928數ならぬ藤原斉信
  14. 1929紫の肥後
  15. 1930谷川の肥後
  16. 1931願はくは慈円
  17. 1932とく御法慈円
  18. 1933極樂へ慈円
  19. 1934わが心公胤
  20. 1935奥山に藤原良経(後京極摂政)
  21. 1936色にのみ小侍従
  22. 1937紫の寂蓮法師
  23. 1938これや此寂蓮法師
  24. 1939春秋も寂蓮法師
  25. 1940立返り寂蓮法師
  26. 1941いづくにも慈円
  27. 1942思ふなよ慈円
  28. 1943わしの山慈円
  29. 1944おしなべて慈円
  30. 1945おしなべて崇徳院
  31. 1946朝日さす崇徳院
  32. 1947底淸く九条兼実
  33. 1948さらずとて藤原経家
  34. 1949深き夜の寂蓮法師
  35. 1950古の慈円
  36. 1951道のべの寂然
  37. 1952雲はれて寂然
  38. 1953吹く風に寂然
  39. 1954闇深き寂然
  40. 1955けふ過ぎぬ寂然
  41. 1956草ふかき素覚
  42. 1957背かずば寂然
  43. 1958あひ見ても源季広
  44. 1959音に聞く寂然
  45. 1960別れにし寂然
  46. 1961わたつ海の寂然
  47. 1962うき草の寂然
  48. 1963さらぬだに寂然
  49. 1964花のもと寂然
  50. 1965うきも猶ほ二条院讃岐
  51. 1966渡すべき藤原俊成
  52. 1967今ぞこれ藤原俊成
  53. 1968古の藤原俊成
  54. 1969靜なる式子内親王
  55. 1970逢ふ事を選子内親王
  56. 1971玉かけし源信
  57. 1972夢や夢赤染衛門
  58. 1973常よりも相模
  59. 1974けふはいとど伊勢大輔
  60. 1975西へゆく待賢門院堀河
  61. 1976立ち入らで西行法師
  62. 1977昔見し瞻西
  63. 1978やみはれて西行法師

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本文は、国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている『新古今集』(短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年)を底本としました。同書の解説によれば、流布本を底本とし、『八代集抄』本・国歌大観本・歌学全書本などと対照して校訂した本文です。仮名序と真名序も同書によります。

底本は流布本の1981首を収めますが、当サイトの歌の番号は、研究で広く使われる新編国歌大観の番号(全1978首)に合わせました。国歌大観にない流布本だけの3首は、その前の歌のページの解説で取り上げています。

国立国会図書館のOCRテキストを下書きにして、画像と照合して翻刻しました。底本の表記(旧字体・歴史的仮名遣い)はそのまま残し、作者名などの脇のふりがなは翻刻に入れていません。「ふりがな」の読みと「現代仮名遣い」は当サイトで付けたものです。真名序は返り点を省いた原文(漢文)を載せ、訓み下しは当サイトによります。

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