古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1341番

夜のまにも

藤原俊忠(ふじわらのとしただ)

夜の間にも消えてしまいそうなのに、露霜のような私に、どう耐え忍べと頼みにさせておくのだろう。

作者
權中納言俊忠(藤原俊忠)
  1. 1家いへ家いへいえににに戀こひ戀こひこいののの十五首じふごしゆ十五首じふごしゆじゅうごしゅののの歌うた歌うたうたよみよみよみ侍はべ侍はべはべりけるりけるりける時とき時ときときににに詞書
  2. 2夜よ夜よよのまにものまにものまにも初句
  3. 3消き消ききゆべきものゆべきものゆべきものををを二句
  4. 4露霜つゆしも露霜つゆしもつゆしもののの三句
  5. 5いかにいかにいかに忍しの忍しのしのべとべとべと四句
  6. 6賴たの賴たのたのめおくらむめおくらむめおくらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕家で恋の十五首歌を詠みました時に。

夜の間にも消えてしまいそうなのに、露霜のような私に、どう耐え忍べと頼みにさせておくのだろう。

意訳

露霜のように、私は一夜のうちにも消えてしまいそうなのに、あの人はどう耐え忍べというつもりで、先の約束などするのだろう。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原俊忠(ふじわらのとしただ) 1073–1123
藤原忠家の子で、俊成の父、定家の祖父。権中納言に至った。
出典
『新古今和歌集』巻第十五・恋歌五・1341番
歌体
短歌
状況
詞書「家に戀の十五首の歌よみ侍りける時に」(家で恋の十五首歌を詠みました時に)。

解説

俊忠の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、245頁(コマ132)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日