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新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1885番

五十鈴川

大中臣明親(おおなかとみのあきちか)

五十鈴川の空はもう秋の声なのか。下つ岩根の松に吹く夕風よ。

作者
大中臣明親
  1. 1社頭納涼しやとうなふりやう社頭納涼しやとうなふりやうしゃとうのうりょうといふことといふことということををを詞書
  2. 2五十鈴いすず五十鈴いすずいすず川がは川がはがわ初句
  3. 3空そら空そらそらやまだきにやまだきにやまだきに二句
  4. 4秋あき秋あきあきののの聲こゑ聲こゑこえ三句
  5. 5したつしたつしたつ岩いは岩いはいわ根ね根ねねののの四句
  6. 6松まつ松まつまつののの夕ゆふ夕ゆふゆう風かぜ風かぜかぜ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕社頭納涼ということを。

五十鈴川の空はもう秋の声なのか。下つ岩根の松に吹く夕風よ。

意訳

五十鈴川のほとりは、空がもう秋になったのか、地の底の岩に根を張る松に吹く夕風が、秋の声を立てている。

語釈・文法注

まだきに
早くも。

和歌

作者
大中臣明親(おおなかとみのあきちか) 生没年未詳(十二世紀末)
伊勢神宮の祭主の一族。
出典
『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1885番
歌体
短歌
状況
詞書「社頭納涼といふことを」(社頭納涼ということを)。

修辞

三句切れ
三句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

明親の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、348頁(コマ184)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日