古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1173番

置き添ふる

円融院(えんゆういん)

置き添える風とはどんな露なのだろう。今はもう消えてしまったと思うわが身に。

作者
圓融院御歌(円融院)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2置お置おおききき添そ添そそふるふるうる初句
  3. 3風かぜ風かぜかぜやいかなるやいかなるやいかなる二句
  4. 4露つゆ露つゆつゆならむならむならむ三句
  5. 5今いま今いまいまははは消き消ききえぬとえぬとえぬと四句
  6. 6思おも思おもおもふわがふわがうわが身み身みみををを結句

引用の仕方

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現代語訳

置き添える風とはどんな露なのだろう。今はもう消えてしまったと思うわが身に。

意訳

今はもう消えてしまったと思うわが身に、さらに置き加わる風のようなものは、いったいどんな露なのだろう。

語釈・文法注

和歌

作者
円融院(えんゆういん) 959–991
第六十四代天皇。村上天皇の皇子。
出典
『新古今和歌集』巻第十三・恋歌三・1173番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

三句切れ
三句切れ。

解説

円融院の歌。底本は第二句を「風やいかなる」、第四句を「今は消えぬと」とするが、「露やいかなる」「今は消えねと」とする本もある。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、214頁(コマ117)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日