新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1584番
程もなく
間もなく覚めてしまった夢の中ではあるけれど、その世に似ている花の色だなあ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕花山院が譲位なさった翌年、仏名会で、削り花につけて申しあげた歌。
間もなく覚めてしまった夢の中ではあるけれど、その世に似ている花の色だなあ。
意訳
御在位の日々は間もなく覚めてしまった夢のようだったけれど、この削り花の色は、あのころに似ています。
語釈・文法注
和歌
- 作者
- 藤原公任(ふじわらのきんとう) 966–1041
関白藤原頼忠の子。大納言に至った。和歌・漢詩・管絃にすぐれ、『和漢朗詠集』を編み、『拾遺抄』『三十六人撰』を撰んだ。歌論書『新撰髄脳』がある。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1584番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「花山院おりゐ給ひて又の年、御佛名に、けづり花につけて申し侍りける」(花山院が譲位なさった翌年、仏名会で、削り花につけて申しあげた歌)。
解説
公任の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、290頁(コマ155)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日