古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第四 秋歌上 407番

かはらじな

上東門院小少将(じょうとうもんいんのこしょうしょう)

変わらないだろうよ。知っている人も知らない人も、秋の夜の月が出るのを待つ間の心だけは。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
上東門院小少將(上東門院小少将)
  1. 1かはらじなかはらじなかわらじな初句
  2. 2知し知ししるもしらぬもるもしらぬもるもしらぬも二句
  3. 3秋あき秋あきあきののの夜よ夜よよののの三句
  4. 4月つき月つきつきまつまつまつ程ほど程ほどほどののの四句
  5. 5心こころ心こころこころばかりばかりばかりははは結句

引用の仕方

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現代語訳

変わらないだろうよ。知っている人も知らない人も、秋の夜の月が出るのを待つ間の心だけは。

意訳

人はみなそれぞれ違うが、秋の夜に月の出を待つ心だけは、知り合いも知らない人も、きっと同じだろう。

語釈・文法注

かはらじな
変わらないだろう。

和歌

作者
上東門院小少将(じょうとうもんいんのこしょうしょう) 生没年未詳(十一世紀初め)
源時通の娘。一条天皇の中宮彰子(上東門院)に仕えた女房で、紫式部と親しかった。
出典
『新古今和歌集』巻第四・秋歌上・407番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

初句切れ・倒置法
初句切れ・倒置法。

解説

小少将の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、71頁(コマ45)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日