古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1873番

うれしさも

読人しらず(よみびとしらず)

うれしさもあわれも、どう答えたらよいだろう。故郷の人に尋ねられたならば。

作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1公繼卿きんつぐのきやう公繼卿きんつぐのきやうきんつぐのきょう、、、公卿勅使くぎやうちよくし公卿勅使くぎやうちよくしくぎょうちょくしにてにてにて、、、太神宮だいじんぐう太神宮だいじんぐうだいじんぐうににに詣まう詣まうもうでてでてでて歸かへ歸かへかえりりり上のぼ上のぼのぼりりり侍はべ侍はべはべりけるにりけるにりけるに、、、齋宮さいくう齋宮さいくうさいくう女房にようばう女房にようばうにようぼうののの中なか中なかなかよりよりより申まう申まうもうししし送おく送おくおくりけるりけるりける詞書
  2. 2うれしさもうれしさもうれしさも初句
  3. 3哀あは哀あはあわれもいかにれもいかにれもいかに二句
  4. 4答こた答こたこたへましへましえまし三句
  5. 5故郷ふるさと故郷ふるさとふるさと人びと人びとびとににに四句
  6. 6とととははわれましかばれましかばれましかば結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕公継卿が公卿勅使として太神宮に参詣して都へ帰りました時に、斎宮の女房の中から申し送った歌。

うれしさもあわれも、どう答えたらよいだろう。故郷の人に尋ねられたならば。

意訳

伊勢に参ったうれしさも、しみじみとした感慨も、都の人に聞かれたら何と答えたらよいでしょう。

語釈・文法注

ふるさと人
都の人。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1873番
歌体
短歌
状況
詞書「公繼卿、公卿勅使にて、太神宮に詣でて歸り上り侍りけるに、齋宮女房の中より申し送りける」(公継卿が公卿勅使として太神宮に参詣して都へ帰りました時に、斎宮の女房の中から申し送った歌)。

修辞

倒置
倒置。

解説

斎宮の女房の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、346頁(コマ183)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日