古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1655番

天の川

藤原実方(ふじわらのさねかた)

天の川を通う浮き木に尋ねよう。紅葉の橋は散ったか散らないかと。

作者
藤原實方朝臣(藤原実方)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2天あま天あまあまののの川がは川がはがわ初句
  3. 3通かよ通かよかよふふう浮う浮ううききき木き木ききににに二句
  4. 4ことことこと問と問ととはむはむわむ三句
  5. 5紅葉もみぢ紅葉もみぢもみじののの橋はし橋はしはしははは四句
  6. 6散ち散ちちるやるやるや散ち散ちちらずやらずやらずや結句

引用の仕方

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現代語訳

天の川を通う浮き木に尋ねよう。紅葉の橋は散ったか散らないかと。

意訳

天の川を行き来する浮き木の舟に尋ねてみよう。七夕に渡るという紅葉の橋は、もう散ってしまったのかと。

語釈・文法注

紅葉の橋
七夕の夜、天の川に紅葉で架けるとされた橋。

和歌

作者
藤原実方(ふじわらのさねかた) ?–998
藤原定時の子。左近中将に至ったが、陸奥守として任地に下り、そこで没した。清少納言と親しかった。中古三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十七・雑歌中・1655番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

三句切れ
三句切れ。

解説

実方の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、304頁(コマ162)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日