古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1318番

ながめても

鴨長明(かものちょうめい)

眺めて、あわれと思ってくれ。普通の空でさえ悲しい、秋の夕暮れなのだから。

作者
鴨長明
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2ながめてもながめてもながめても初句
  3. 3あはれとあはれとあわれと思おも思おもおもへへえ二句
  4. 4大おほ大おほおおかたのかたのかたの三句
  5. 5空そら空そらそらだにだにだに悲かな悲かなかなししし四句
  6. 6秋あき秋あきあきののの夕ゆふ夕ゆふゆうぐれぐれぐれ結句

引用の仕方

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現代語訳

眺めて、あわれと思ってくれ。普通の空でさえ悲しい、秋の夕暮れなのだから。

意訳

私が眺めている秋の夕暮れの空を、あなたも眺めて、あわれと思ってほしい。何でもない空でさえ悲しいこの夕暮れなのだから。

語釈・文法注

和歌

作者
鴨長明(かものちょうめい) 1155?–1216
下鴨神社の禰宜鴨長継の子。俊恵に和歌を学び、和歌所の寄人となった。のち出家して日野の方丈の庵に住み、『方丈記』を著した。歌論書『無名抄』、説話集『発心集』もある。
出典
『新古今和歌集』巻第十四・恋歌四・1318番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

二句切れ
二句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

長明の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、240頁(コマ130)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日