古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十一 恋歌一 1015番

人知れず

大江匡衡(おおえのまさひら)

人知れず思う心は、山の下を流れる水のように、湧きかえるのだろうか。

作者
大江匡衡朝臣(大江匡衡)
  1. 1はじめてはじめてはじめて女をんな女をんなおんなにつかはしけるにつかはしけるにつかわしける詞書
  2. 2人ひと人ひとひと知し知ししれずれずれず初句
  3. 3思おも思おもおもふふう心こころ心こころこころははは二句
  4. 4あしびきのあしびきのあしびきの三句
  5. 5山下やました山下やましたやました水みづ水みづみずののの四句
  6. 6わきやかへらむわきやかへらむわきやかえらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕はじめて女に贈った歌。

人知れず思う心は、山の下を流れる水のように、湧きかえるのだろうか。

意訳

人知れず思う私の心は、山の下を流れる水が湧きかえるように、激しく沸き立っているのだろうか。

語釈・文法注

わきかへる
激しく湧き立つ。

和歌

作者
大江匡衡(おおえのまさひら) 952–1012
大江重光の子。文章博士・式部大輔などを務めた。赤染衛門の夫。漢詩文にすぐれた。
出典
『新古今和歌集』巻第十一・恋歌一・1015番
歌体
短歌
状況
詞書「はじめて女につかはしける」(はじめて女に贈った歌)。

修辞

枕詞
「あしびきの」。

解説

匡衡の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、185頁(コマ102)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日