古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十二 恋歌二 1105番

いはぬより

藤原隆房(ふじわらのたかふさ)

言わないうちから心が通って道案内をしたのか、あなたの眺める方を、人が尋ねるまでに。

作者
前大納言隆房(藤原隆房)
  1. 1かへしかへしかへし詞書
  2. 2いはぬよりいはぬよりいわぬより初句
  3. 3心こころ心こころこころややや行ゆ行ゆゆきてきてきて二句
  4. 4しるべするしるべするしるべする三句
  5. 5ながむるながむるながむる方かた方かたかたををを四句
  6. 6人ひと人ひとひとのとのとのとふまでふまでうまで結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕返歌。

言わないうちから心が通って道案内をしたのか、あなたの眺める方を、人が尋ねるまでに。

意訳

口に出さないうちから、私の心があなたのもとへ行って道案内をしたのでしょうか。あなたがどちらを眺めているのかと、人が尋ねてくるほどに。

語釈・文法注

しるべ
道案内。

和歌

作者
藤原隆房(ふじわらのたかふさ) 1148–1209
藤原隆季の子。権大納言に至った。平清盛の娘を妻とした。
出典
『新古今和歌集』巻第十二・恋歌二・1105番
歌体
短歌
状況
詞書「かへし」(返歌)。

解説

隆房の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、201頁(コマ110)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日