古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 972番

さすらふる

藤原顕仲(ふじわらのあきなか)

さすらうわが身であるので、象潟の海人の苫屋に、幾度も旅寝をした。

作者
藤原顯仲朝臣(藤原顕仲)
  1. 1堀河院ほりかはのゐん堀河院ほりかはのゐんほりかわのいんののの御時おほんとき御時おほんときおおんとき、、、百首ひやくしゆ百首ひやくしゆひゃくしゅののの歌うた歌うたうた奉たてまつ奉たてまつたてまつりけるりけるりける時とき時ときとき、、、旅たび旅たびたびののの歌うた歌うたうた詞書
  2. 2さすらふるさすらふるさすらうる初句
  3. 3我わ我わわががが身み身みみにしあればにしあればにしあれば二句
  4. 4象潟きさかた象潟きさかたきさかたややや三句
  5. 5蜑あま蜑あまあまののの苫屋とまや苫屋とまやとまやににに四句
  6. 6數多あまた數多あまたあまたたびたびたび寢ね寢ねねぬぬぬ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕堀河院の御代、百首歌を献上した時の、旅の歌。

さすらうわが身であるので、象潟の海人の苫屋に、幾度も旅寝をした。

意訳

さすらいの旅を続けるわが身なので、象潟の漁師の粗末な小屋に、何度も旅寝をしてきた。

語釈・文法注

象潟
出羽国の歌枕。

和歌

作者
藤原顕仲(ふじわらのあきなか) 1059–1129
源顕房の子で、藤原氏の養子となった。『堀河百首』の作者の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・972番
歌体
短歌
状況
詞書「堀河院の御時、百首の歌奉りける時、旅の歌」(堀河院の御代、百首歌を献上した時の、旅の歌)。

修辞

字余り
第二句。

解説

顕仲の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、177頁(コマ98)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日