古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1785番

人知れず

承仁法親王(しょうにんほっしんのう)

人知れずそちらをしのぶ心を、西に傾く月に添えて送ります。

作者
承仁法親王
  1. 1前大僧正全眞さきのだいそうじやうぜんしん前大僧正全眞さきのだいそうじやうぜんしんさきのだいそうじょうぜんしん、、、西國さいこく西國さいこくさいこくのかたにのかたにのかたに侍はべ侍はべはべりけるにつかはしけるりけるにつかはしけるりけるにつかわしける詞書
  2. 2人ひと人ひとひと知し知ししれずれずれず初句
  3. 3そなたそなたそなたををを忍しの忍しのしのぶぶぶ二句
  4. 4心こころ心こころこころをばをばをば三句
  5. 5かたぶくかたぶくかたぶく月つき月つきつきににに四句
  6. 6たぐへてぞやるたぐへてぞやるたぐえてぞやる結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

〔詞書〕前大僧正全真が西国の方におりました時に贈った歌。

人知れずそちらをしのぶ心を、西に傾く月に添えて送ります。

意訳

人知れずあなたのいる方角をしのぶこの心を、西へ傾いていく月に託して送ります。

語釈・文法注

たぐへて
添えて。

和歌

作者
承仁法親王(しょうにんほっしんのう) 1169–1197
後白河天皇の皇子。天台座主を務めた。
出典
『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1785番
歌体
短歌
状況
詞書「前大僧正全眞、西國のかたに侍りけるにつかはしける」(前大僧正全真が西国の方におりました時に贈った歌)。

解説

承仁法親王の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、328頁(コマ174)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日