古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第五 秋歌下 449番

山里の

源師忠(みなもとのもろただ)

山里の稲葉を吹く風に目を覚まして、夜更けに鹿の声を聞くことだ。

作者
中宮大夫師忠(源師忠)
  1. 1白川院しらかはのゐん白川院しらかはのゐんしらかわのいん鳥羽とば鳥羽とばとばにおはしましけるににおはしましけるににおわしましけるに、、、田家秋興でんかのしうきやう田家秋興でんかのしうきやうでんかのしゅうきょうといへることといへることといえることををを人々ひとびと人々ひとびとひとびとよみよみよみ侍はべ侍はべはべりけるにりけるにりけるに詞書
  2. 2山里やまざと山里やまざとやまざとののの初句
  3. 3稻葉いなば稻葉いなばいなばののの風かぜ風かぜかぜににに二句
  4. 4寐覺ねざめ寐覺ねざめねざめしてしてして三句
  5. 5夜よ夜よよ深ぶか深ぶかぶかくくく鹿しか鹿しかしかののの四句
  6. 6聲こゑ聲こゑこえをををきくかなきくかなきくかな結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕白河院が鳥羽殿にいらっしゃった時に、「田家の秋興」という題で人々が詠みました時の歌。

山里の稲葉を吹く風に目を覚まして、夜更けに鹿の声を聞くことだ。

意訳

山里で、稲葉を吹く風の音に目覚めると、夜更けに鹿の鳴く声が聞こえてくる。

語釈・文法注

田家秋興
田舎の家の秋の趣。

和歌

作者
源師忠(みなもとのもろただ) 1054–1114
源俊房の子。大納言に至った。
出典
『新古今和歌集』巻第五・秋歌下・449番
歌体
短歌
状況
詞書「白川院鳥羽におはしましけるに、田家秋興といへることを人々よみ侍りけるに」(白河院が鳥羽殿にいらっしゃった時に、「田家の秋興」という題で人々が詠みました時の歌)。

解説

作者の師忠は源師忠。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、79頁(コマ49)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日