古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1476番

世をいとふ

幸清(こうせい)

世を厭う吉野の奥の呼子鳥は、深い心のほどを知っているだろうか。

作者
法印幸淸(幸清)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2世よ世よよをををいといといとふふう初句
  3. 3吉野よしの吉野よしのよしのののの奧おく奧おくおくののの二句
  4. 4呼子鳥よぶこどり呼子鳥よぶこどりよぶこどり三句
  5. 5深ふか深ふかふかききき心こころ心こころこころののの四句
  6. 6ほどやほどやほどや知し知ししるらむるらむるらむ結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

世を厭う吉野の奥の呼子鳥は、深い心のほどを知っているだろうか。

意訳

世を捨てて吉野の山奥に住む私を呼ぶように鳴く呼子鳥は、私の世を厭う心の深さを知っているのだろうか。

語釈・文法注

呼子鳥
人を呼ぶように鳴く鳥。郭公とも。

和歌

作者
幸清(こうせい) 1177–1235
石清水八幡宮の別当。法印の位にあった。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1476番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

幸清の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、268〜269頁(コマ144)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日