古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1768番

ながらへて

守覚法親王(しゅかくほっしんのう)

生き長らえて世に住むかいはないけれど、つらさと引き換えにした命なのだった。

作者
守覺法親王(守覚法親王)
  1. 1五十首ごじつしゆ五十首ごじつしゆごじっしゅののの歌うた歌うたうたよみよみよみ侍はべ侍はべはべりけるにりけるにりけるに、、、述懷じゆつくわい述懷じゆつくわいじゅっかいののの心こころ心こころこころををを詞書
  2. 2ながらへてながらへてながらえて初句
  3. 3世よ世よよににに住す住すすむかひむかひむかいははは二句
  4. 4なけれどもなけれどもなけれども三句
  5. 5憂う憂ううきにかへたるきにかへたるきにかえたる四句
  6. 6命いのち命いのちいのちなりけりなりけりなりけり結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕五十首の歌を詠みました時に、述懐の心を。

生き長らえて世に住むかいはないけれど、つらさと引き換えにした命なのだった。

意訳

長生きして世に住んでもかいはないけれど、つらい思いと引き換えに長らえた命なのだった。

語釈・文法注

憂きにかへたる
つらさと引き換えにした。

和歌

作者
守覚法親王(しゅかくほっしんのう) 1150–1202
後白河天皇の皇子。仁和寺の門跡を務めた。歌人たちに五十首歌を詠ませるなど、歌壇の庇護者として活動した。
出典
『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1768番
歌体
短歌
状況
詞書「五十首の歌よみ侍りけるに、述懷の心を」(五十首の歌を詠みました時に、述懐の心を)。

解説

守覚法親王の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、325頁(コマ172)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日