古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第八 哀傷歌 818番

なき人を

加賀少納言(かがのしょうなごん)

亡き人を偲ぶことも、いつまでだろうか。今日のあわれは、明日はわが身のことなのに。

作者
加賀少納言
  1. 1かへしかへしかへし詞書
  2. 2なきなきなき人ひと人ひとひとををを初句
  3. 3偲しの偲しのしのぶるぶるぶる事こと事ことことももも二句
  4. 4いつまでぞいつまでぞいつまでぞ三句
  5. 5今日けふ今日けふきょうのあはれのあはれのあわれははは四句
  6. 6明日あす明日あすあすのわがのわがのわが身み身みみををを結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕返歌。

亡き人を偲ぶことも、いつまでだろうか。今日のあわれは、明日はわが身のことなのに。

意訳

亡き人を偲ぶのも、いつまでのことでしょう。今日人を悼むこのあわれは、明日は私自身が悼まれる身の上なのですから。

語釈・文法注

和歌

作者
加賀少納言(かがのしょうなごん) 生没年未詳(十一世紀初め)
上東門院に仕えた女房。紫式部と親しかった。
出典
『新古今和歌集』巻第八・哀傷歌・818番
歌体
短歌
状況
詞書「かへし」(返歌)。

修辞

三句切れ
三句切れ。

解説

加賀少納言の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、147頁(コマ83)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日