新古今和歌集 巻第十二 恋歌二 1138番
つれなさの
つれなさの仲間までつらくないことがあろうか。月をも愛でまい。有明の空よ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕摂政太政大臣の家の百首歌合で、「暁恋」。
つれなさの仲間までつらくないことがあろうか。月をも愛でまい。有明の空よ。
意訳
つれないあの人ばかりか、そのつれなさに似たものまでつらく思われる。有明の月さえ愛でる気になれない。
語釈・文法注
- 有明
- 「つれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし」(壬生忠岑)をふまえる。
和歌
- 作者
- 藤原有家(ふじわらのありいえ) 1155–1216
藤原重家の子で、六条藤家の歌人。『新古今和歌集』の撰者の一人。大蔵卿に至った。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十二・恋歌二・1138番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「攝政太政大臣の家の百首の歌合に、曉戀」(摂政太政大臣の家の百首歌合で、「暁恋」)。
修辞
- 三句切れ
- 三句切れ。
- 四句切れ
- 四句切れ。
- 体言止め
- 体言止め。
解説
有家の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、207頁(コマ113)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日