古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1413番

逢はずして

光孝天皇(こうこうてんのう)

逢わないで過ごす日々が多いので、遥かな空に向かってもの思いをすることだ。

作者
光孝天皇御歌(光孝天皇)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2逢あ逢ああはずしてはずしてわずして初句
  3. 3ふるふるふる頃ころ頃ころころほひのほひのおいの二句
  4. 4數多あまた數多あまたあまたあればあればあれば三句
  5. 5遙はる遙はるはるけきけきけき空そら空そらそらににに四句
  6. 6ながめながめながめをぞするをぞするをぞする結句

引用の仕方

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現代語訳

逢わないで過ごす日々が多いので、遥かな空に向かってもの思いをすることだ。

意訳

あなたに逢えないまま過ごす日々があまりにも多いので、遥かな空を眺めては、もの思いにふけっている。

語釈・文法注

ふる
「経る」と「降る」を掛ける。
ながめ
「眺め」と「長雨」を掛ける。

和歌

作者
光孝天皇(こうこうてんのう) 830–887
第五十八代天皇。仁明天皇の皇子。五十五歳で即位し、和歌を好んだ。
出典
『新古今和歌集』巻第十五・恋歌五・1413番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

掛詞
「ふる」に「経る」と「降る」、「ながめ」に「眺め」と「長雨」。

解説

光孝天皇の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、256頁(コマ138)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日