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新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1255番

枯れにける

読人しらず(よみびとしらず)

枯れてしまった葵だけが悲しい。あわれと見ないのか、賀茂の瑞垣よ。

作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1かへしかへしかへし詞書
  2. 2枯か枯かかれにけるれにけるれにける初句
  3. 3葵あふひ葵あふひあおいのみこそのみこそのみこそ二句
  4. 4悲かな悲かなかなしけれしけれしけれ三句
  5. 5あはれとあはれとあわれと見み見みみずやずやずや四句
  6. 6賀茂かも賀茂かもかもののの瑞垣みづがき瑞垣みづがきみずがき結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕返歌。

枯れてしまった葵だけが悲しい。あわれと見ないのか、賀茂の瑞垣よ。

意訳

枯れてしまった葵、逢う日の途絶えたことばかりが悲しい。賀茂の神よ、あわれとご覧にならないのですか。

語釈・文法注

かれ
「枯れ」と「離(か)れ」を掛ける。
瑞垣
神社の垣。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十四・恋歌四・1255番
歌体
短歌
状況
詞書「かへし」(返歌)。

修辞

三句切れ
三句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

作者未詳。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、230頁(コマ125)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日