古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1454番

枝ごとの

藤原師通(ふじわらのもろみち)

枝ごとの末まで美しく咲く花だから、散るのもみ雪と見えるのだろう。

作者
二條關白內大臣(藤原師通)
  1. 1かへしかへしかへし詞書
  2. 2枝えだ枝えだえだごとのごとのごとの初句
  3. 3末すゑ末すゑすえまでまでまで匂にほ匂にほにおふふう二句
  4. 4花はな花はなはななればなればなれば三句
  5. 5散ち散ちちるもみるもみるもみ雪ゆき雪ゆきゆきととと四句
  6. 6見み見みみゆるなるらむゆるなるらむゆるなるらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕返歌。

枝ごとの末まで美しく咲く花だから、散るのもみ雪と見えるのだろう。

意訳

枝の先々まで美しく咲き匂う花なので、散る様子も御幸を祝う雪のように見えるのでしょう。

語釈・文法注

みゆき
「御幸」と「み雪」を掛ける。

和歌

作者
藤原師通(ふじわらのもろみち) 1062–1099
藤原師実の子。関白・内大臣に至った。日記『後二条師通記』を残した。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1454番
歌体
短歌
状況
詞書「かへし」(返歌)。

解説

師通の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、264頁(コマ142)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日