古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1432番

はし鷹の

読人しらず(よみびとしらず)

はし鷹の野守の鏡を手に入れたいものだ。思っているかいないか、よそながら見よう。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1はしはしはし鷹たか鷹たかたかののの初句
  2. 2野守のもり野守のもりのもりののの鏡かがみ鏡かがみかがみ二句
  3. 3えてしがなえてしがなえてしがな三句
  4. 4思おも思おもおもひひい思おも思おもおもはずはずわず四句
  5. 5よそながらよそながらよそながら見み見みみむむむ結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

はし鷹の野守の鏡を手に入れたいものだ。思っているかいないか、よそながら見よう。

意訳

鷹の姿を映したという野守の鏡を手に入れたいものだ。あの人が私を思っているかどうか、離れていながら見てみたい。

語釈・文法注

野守の鏡
逃げた鷹の姿を映して見つけたという野中の水たまり。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十五・恋歌五・1432番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

三句切れ
三句切れ。

解説

作者未詳。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、259頁(コマ139)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日