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新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1911番

契りあれば

後鳥羽院(ごとばいん)

縁があるので、うれしいこのような折に出会った。忘れるな、神も行く末の空を。

作者
太上天皇(後鳥羽院)
  1. 1熊野くまの熊野くまのくまのののの本宮ほんぐう本宮ほんぐうほんぐう燒や燒ややけてけてけて、、、年とし年としとしののの內うち內うちうちににに遷宮せんぐう遷宮せんぐうせんぐう侍はべ侍はべはべりしにまゐりてりしにまゐりてりしにまいりて詞書
  2. 2契ちぎ契ちぎちぎりあればりあればりあれば初句
  3. 3嬉うれ嬉うれうれしきかゝるしきかゝるしきかかる二句
  4. 4折をり折をりおりににに逢あ逢ああひぬひぬいぬ三句
  5. 5忘わす忘わすわするなるなるな神かみ神かみかみももも四句
  6. 6ゆくゆくゆく末すゑ末すゑすえののの空そら空そらそら結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕熊野の本宮が焼けて、その年のうちに遷宮がありました時に参って。

縁があるので、うれしいこのような折に出会った。忘れるな、神も行く末の空を。

意訳

縁あって、遷宮という喜ばしい折に巡り合った。神よ、どうか私の行く末もお忘れなく。

語釈・文法注

和歌

作者
後鳥羽院(ごとばいん) 1180–1239
第八十二代天皇。譲位後に院政を行い、和歌所を置いて『新古今和歌集』の撰集を命じ、自らも撰歌と切継に深く関わった。承久の乱(1221)に敗れて隠岐に配流され、配所でも集の精選(隠岐本)を続けた。『新古今和歌集』では「太上天皇」と記され、三十三首が入る。
出典
『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1911番
歌体
短歌
状況
詞書「熊野の本宮燒けて、年の內に遷宮侍りしにまゐりて」(熊野の本宮が焼けて、その年のうちに遷宮がありました時に参って)。

修辞

字余り
第三句。
三句切れ
三句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

後鳥羽院の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、353頁(コマ186)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日