古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1238番

昨日とも

恵子女王(けいしじょおう)

昨日とも今日ともわからない。もうこれまでと別れた時の心の惑いで。

作者
惠子女王(恵子女王)
  1. 1かへしかへしかへし詞書
  2. 2昨日きのふ昨日きのふきのうともともとも初句
  3. 3今日けふ今日けふきょうともともとも知し知ししらずらずらず二句
  4. 4今いま今いまいまはははとてとてとて三句
  5. 5別わか別わかわかれしれしれし程ほど程ほどほどののの四句
  6. 6心こころ心こころこころまどひにまどひにまどいに結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕返歌。

昨日とも今日ともわからない。もうこれまでと別れた時の心の惑いで。

意訳

もうこれまでとお別れした時から心が乱れて、それが昨日だったか今日だったかも、わからないのです。

語釈・文法注

和歌

作者
恵子女王(けいしじょおう) ?–992
代明親王の娘。藤原伊尹の妻で、義孝・懐子(冷泉天皇の女御、花山天皇の母)の母。
出典
『新古今和歌集』巻第十四・恋歌四・1238番
歌体
短歌
状況
詞書「かへし」(返歌)。

修辞

二句切れ
二句切れ。
倒置
倒置。

解説

恵子女王の歌。底本は結句を「心まどひに」とするが、「心まよひに」とする本もある。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、227頁(コマ123)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日