古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第六 冬歌 702番

數ふれば

和泉式部(いずみしきぶ)

数えてみると、年の残りももうなかった。老いてしまうことほど悲しいことはない。

作者
和泉式部
  1. 1年とし年としとしののの暮くれ暮くれくれににに、、、身み身みみののの老お老おおいぬることいぬることいぬることををを歎なげ歎なげなげきてよみきてよみきてよみ侍はべ侍はべはべりけるりけるりける詞書
  2. 2數かぞ數かぞかぞふればふればうれば初句
  3. 3年とし年としとしののの殘のこ殘のこのこりもりもりも二句
  4. 4なかりけりなかりけりなかりけり三句
  5. 5老お老おおいぬるばかりいぬるばかりいぬるばかり四句
  6. 6悲かな悲かなかなしきしきしきはははなしなしなし結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕年の暮れに、わが身が老いてしまったことを嘆いて詠みました歌。

数えてみると、年の残りももうなかった。老いてしまうことほど悲しいことはない。

意訳

指折り数えると、今年ももう残りわずかもない。年をとっていくことほど、悲しいことはない。

語釈・文法注

和歌

作者
和泉式部(いずみしきぶ) 978?–?
大江雅致の娘。和泉守橘道貞の妻となり、のち冷泉天皇の皇子為尊親王・敦道親王との恋で知られる。中宮彰子に仕えた。情熱的な恋の歌が多く、『和泉式部日記』がある。娘は小式部内侍。
出典
『新古今和歌集』巻第六・冬歌・702番
歌体
短歌
状況
詞書「年の暮に、身の老いぬることを歎きてよみ侍りける」(年の暮れに、わが身が老いてしまったことを嘆いて詠みました歌)。

修辞

三句切れ
三句切れ。

解説

和泉式部の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、122頁(コマ71)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日