新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1880番
やはらぐる
やわらげた光にもあまる光なのか、五十鈴川原の秋の夜の月は。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕神祇の歌として詠んだ歌。
やわらげた光にもあまる光なのか、五十鈴川原の秋の夜の月は。
意訳
光をやわらげて現れた神の光にもなお余るほどの輝きなのだろうか。五十鈴川原に照る秋の夜の月は。
語釈・文法注
和歌
- 作者
- 慈円(じえん) 1155–1225
関白藤原忠通の子で、九条兼実の弟、良経の叔父。天台座主を四度務めた。歴史書『愚管抄』を著した。率直で多彩な歌風で、『新古今和歌集』に西行に次ぐ九十二首が入る。家集に『拾玉集』がある。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1880番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「神祇の歌とてよめる」(神祇の歌として詠んだ歌)。
修辞
- 体言止め
- 体言止め。
解説
慈円の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、347頁(コマ183)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日