古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 909番

まだ知らぬ

菅原輔昭(すがわらのすけあき)

まだ事情を知らない故郷の人は、今日までに帰ると頼みにさせた私を、待っているだろう。

作者
菅原輔昭
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2まだまだまだ知し知ししらぬらぬらぬ初句
  3. 3故鄕ふるさと故鄕ふるさとふるさと人びと人びとびとははは二句
  4. 4けふまでにけふまでにきょうまでに三句
  5. 5來こ來ここむとむとむと賴たの賴たのたのめしめしめし四句
  6. 6我われ我われわれををを待ま待ままつらむつらむつらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

まだ事情を知らない故郷の人は、今日までに帰ると頼みにさせた私を、待っているだろう。

意訳

故郷の人は、まだ私が帰れなくなったことを知らないで、今日までには帰ると約束した私を、待っていることだろう。

語釈・文法注

和歌

作者
菅原輔昭(すがわらのすけあき) 生没年未詳(十世紀後半)
菅原文時の子。文章生として漢詩文にすぐれたが、のち出家した。
出典
『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・909番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

輔昭の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、166頁(コマ93)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日