古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十六 雑歌上 1484番

から衣

上東門院(じょうとうもんいん)

唐衣を裁ち替えた春の世に、どうして花の色を見られましょう。

作者
上東門院
  1. 1御おほん御おほんおおんかへしかへしかえし詞書
  2. 2からからから衣ころも衣ころもころも初句
  3. 3たちかはりぬるたちかはりぬるたちかわりぬる二句
  4. 4春はる春はるはるののの夜よ夜よよににに三句
  5. 5いかでかいかでかいかでか花はな花はなはなののの四句
  6. 6色いろ色いろいろををを見み見みみるべきるべきるべき結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕お返し。

唐衣を裁ち替えた春の世に、どうして花の色を見られましょう。

意訳

父君が出家なさって世の中がすっかり変わってしまった春に、どうして華やかな花の色の衣を着る気になれましょう。

語釈・文法注

和歌

作者
上東門院(じょうとうもんいん) 988–1074
藤原彰子。藤原道長の娘。一条天皇の中宮で、後一条・後朱雀天皇の母。紫式部・和泉式部らが仕えた。
出典
『新古今和歌集』巻第十六・雑歌上・1484番
歌体
短歌
状況
詞書「御かへし」(お返し)。

解説

上東門院の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、270頁(コマ145)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日