古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1245番

淺茅生ふる

読人しらず(よみびとしらず)

浅茅の生える野辺は枯れるのでしょう。山里の人の垣根の草は、色も変わりません。

作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1御おほん御おほんおおんかへしかへしかえし詞書
  2. 2淺茅生あさぢふ淺茅生あさぢふあさじおふるふるうる初句
  3. 3野邊のべ野邊のべのべやかるらむやかるらむやかるらむ二句
  4. 4山賤やまがつ山賤やまがつやまがつののの三句
  5. 5垣かき垣かきかきほのほのおの草くさ草くさくさははは四句
  6. 6色いろ色いろいろもかはらずもかはらずもかわらず結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕お返し。

浅茅の生える野辺は枯れるのでしょう。山里の人の垣根の草は、色も変わりません。

意訳

枯れていくのは浅茅の生える野辺のほうでしょう。山里の垣根の草のような私は、少しも色を変えずに待っています。

語釈・文法注

山賤
山里に住む身分の低い人。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十四・恋歌四・1245番
歌体
短歌
状況
詞書「御かへし」(お返し)。

修辞

字余り
初句。
二句切れ
二句切れ。

解説

作者未詳。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、228頁(コマ124)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日