古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1899番

千代までも

藤原伊家(ふじわらのこれいえ)

千代までも心して吹け。紅葉を神も惜しむ小塩の山おろしの風よ。

作者
藤原伊家
  1. 1大原野おほはらの大原野おほはらのおおはらのののの祭まつり祭まつりまつりにまゐりてにまゐりてにまいりて、、、周防內侍すはうのないし周防內侍すはうのないしすおうのないしにつかはしけるにつかはしけるにつかわしける詞書
  2. 2千代ちよ千代ちよちよまでもまでもまでも初句
  3. 3心こころ心こころこころしてしてして吹ふ吹ふふけけけ二句
  4. 4もみぢもみぢもみじ葉ば葉ばばををを三句
  5. 5神かみ神かみかみもももををおしほのしほのしおの四句
  6. 6山やま山やまやまおろしのおろしのおろしの風かぜ風かぜかぜ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕大原野の祭に参って、周防内侍に贈った歌。

千代までも心して吹け。紅葉を神も惜しむ小塩の山おろしの風よ。

意訳

小塩山の山おろしの風よ、神も惜しむ紅葉なのだから、千年先まで心して吹いておくれ。

語釈・文法注

をしほ
「惜し」と「小塩」を掛ける。

和歌

作者
藤原伊家(ふじわらのこれいえ) 1048–1084
藤原公基の子。周防内侍と交流があった。
出典
『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1899番
歌体
短歌
状況
詞書「大原野の祭にまゐりて、周防內侍につかはしける」(大原野の祭に参って、周防内侍に贈った歌)。

修辞

掛詞
「をしほ」。
二句切れ
二句切れ。
体言止め
体言止め。

解説

伊家の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、350〜351頁(コマ185)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日