古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第六 冬歌 612番

夏刈の

源重之(みなもとのしげゆき)

夏に刈った荻の古い枝は枯れてしまった。群れていた鳥は、空にいるのだろうか。

作者
源重之
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2夏刈なつがり夏刈なつがりなつがりののの初句
  3. 3荻をぎ荻をぎおぎのののふるふるふる枝え枝ええははは二句
  4. 4枯か枯かかれにけりれにけりれにけり三句
  5. 5群む群むむれれれ居ゐ居ゐいししし鳥とり鳥とりとりははは四句
  6. 6空そら空そらそらにやあるらむにやあるらむにやあるらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

夏に刈った荻の古い枝は枯れてしまった。群れていた鳥は、空にいるのだろうか。

意訳

夏に刈りとった荻の古い枝もすっかり枯れてしまった。そこに群れていた鳥たちは、今ごろ空を飛んでいるのだろうか。

語釈・文法注

夏刈
夏に刈ること。

和歌

作者
源重之(みなもとのしげゆき) ?–1000?
清和天皇の曽孫。相模権守などの地方官を歴任し、陸奥で没した。冷泉天皇の東宮時代に献上した「重之百首」は、現存最古の百首歌とされる。三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第六・冬歌・612番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

三句切れ
三句切れ。

解説

重之の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、107頁(コマ63)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日