新古今和歌集 巻第十七 雑歌中 1588番
白波の
白浪の寄せる浜松の枝に結んだ手向けの草は、幾代までに年を経たのだろう。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕朱鳥五年九月、紀伊国に行幸があった時。
白浪の寄せる浜松の枝に結んだ手向けの草は、幾代までに年を経たのだろう。
意訳
白浪の寄せる浜辺の松の枝に結ばれた手向けの品は、いったい幾代の年月を経てきたのだろう。
語釈・文法注
- 手向草
- 神に手向ける幣。
和歌
- 作者
- 川島皇子(かわしまのみこ) 657–691
天智天皇の皇子。『日本書紀』の編纂に関わった。『万葉集』の歌人。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第十七・雑歌中・1588番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「朱鳥五年九月、紀伊國行幸の時」(朱鳥五年九月、紀伊国に行幸があった時)。
解説
川島皇子の歌で、巻第十七(雑歌中)の巻頭歌。もとは『万葉集』巻第一(34番)。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、292頁(コマ156)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日