古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1773番

さりともと

賀茂季保(かものすえやす)

それでもと頼む心も行く末も、思えばわからない世にまかせているのだろう。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
賀茂季保
  1. 1さりともとさりともとさりともと初句
  2. 2たのむたのむたのむ心こころ心こころこころももも二句
  3. 3行末ゆくすゑ行末ゆくすゑゆくすえももも三句
  4. 4思おも思おもおもへばへばえば知し知ししらぬらぬらぬ四句
  5. 5世よ世よよにまかすらむにまかすらむにまかすらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

それでもと頼む心も行く末も、思えばわからない世にまかせているのだろう。

意訳

それでもいつかはと頼みにする心も、これからの行く末も、考えてみれば先のわからない世の中に任せているのだろう。

語釈・文法注

和歌

作者
賀茂季保(かものすえやす) 生没年未詳(十二世紀末〜十三世紀初め)
賀茂社の神官。
出典
『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1773番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

季保の歌。底本は第二句を「たのむ心も」とするが、「たのむ心の」とする本もある。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、326頁(コマ173)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日