古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十 羇旅歌 925番

草まくら

源師頼(みなもとのもろより)

旅寝の人は気をつけよ。有明の月も傾いてしまった。

詞書
「堀川院の百首の歌に」(前の歌と同じ詞書)
作者
大納言師賴(源師頼)
  1. 1草くさ草くさくさまくらまくらまくら初句
  2. 2旅たび旅たびたび寢ね寢ねねののの人ひと人ひとひとははは二句
  3. 3心こころ心こころこころせよせよせよ三句
  4. 4有明ありあけ有明ありあけありあけののの月つき月つきつきももも四句
  5. 5かたぶきにけりかたぶきにけりかたぶきにけり結句

引用の仕方

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現代語訳

旅寝の人は気をつけよ。有明の月も傾いてしまった。

意訳

旅寝をしている人よ、気をつけなさい。有明の月も西に傾いて、もう出発の時だ。

語釈・文法注

心せよ
気をつけよ。

和歌

作者
源師頼(みなもとのもろより) 1068–1139
左大臣源俊房の子。大納言に至った。堀河天皇の歌壇で活躍し、『堀河百首』の作者の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十・羇旅歌・925番
歌体
短歌
状況
詞書「堀川院の百首の歌に」(堀河院の百首歌で)。

修辞

三句切れ
三句切れ。

解説

師頼の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、169頁(コマ94)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日