古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第五 秋歌下 536番

もみぢ葉の

藤原公継(ふじわらのきんつぐ)

紅葉の色に任せて、常緑の木までも風に色が移り変わったように見える、秋の山であることよ。

作者
春宮權大夫公繼(藤原公継)
  1. 1守覺法親王しゆかくほふしんわう守覺法親王しゆかくほふしんわうしゅかくほっしんのう、、、五十首ごじつしゆ五十首ごじつしゆごじっしゅののの歌うた歌うたうたよみよみよみ侍はべ侍はべはべりけるにりけるにりけるに詞書
  2. 2もみぢもみぢもみじ葉ば葉ばばののの初句
  3. 3色いろ色いろいろにまかせてにまかせてにまかせて二句
  4. 4常磐ときは常磐ときはときわ木ぎ木ぎぎももも三句
  5. 5風かぜ風かぜかぜにににうつろふうつろふうつろう四句
  6. 6秋あき秋あきあきののの山やま山やまやまかなかなかな結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕守覚法親王が五十首歌を詠みました時の歌。

紅葉の色に任せて、常緑の木までも風に色が移り変わったように見える、秋の山であることよ。

意訳

山の紅葉の色があまりに鮮やかなので、色を変えないはずの常緑の木までが、風に吹かれて色が移ろったように見える。

語釈・文法注

常磐木
常緑樹。

和歌

作者
藤原公継(ふじわらのきんつぐ) 1175–1227
藤原実定の子。左大臣に至った。徳大寺家を継いだ。
出典
『新古今和歌集』巻第五・秋歌下・536番
歌体
短歌
状況
詞書「守覺法親王、五十首の歌よみ侍りけるに」(守覚法親王が五十首歌を詠みました時の歌)。

解説

公継の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、94頁(コマ57)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日