新古今和歌集 巻第五 秋歌下 536番
もみぢ葉の
紅葉の色に任せて、常緑の木までも風に色が移り変わったように見える、秋の山であることよ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕守覚法親王が五十首歌を詠みました時の歌。
紅葉の色に任せて、常緑の木までも風に色が移り変わったように見える、秋の山であることよ。
意訳
山の紅葉の色があまりに鮮やかなので、色を変えないはずの常緑の木までが、風に吹かれて色が移ろったように見える。
語釈・文法注
- 常磐木
- 常緑樹。
和歌
- 作者
- 藤原公継(ふじわらのきんつぐ) 1175–1227
藤原実定の子。左大臣に至った。徳大寺家を継いだ。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第五・秋歌下・536番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「守覺法親王、五十首の歌よみ侍りけるに」(守覚法親王が五十首歌を詠みました時の歌)。
解説
公継の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、94頁(コマ57)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日