古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1868番

やまとかも

読人しらず(よみびとしらず)

大和は、海に嵐が西から吹くと、どこの浦に御舟をつなごうか。

作者
三統理平(読人しらず)
  1. 1賀茂かも賀茂かもかもののの社やしろ社やしろやしろ午日うまのひ午日うまのひうまのひうたひうたひうたい侍はべ侍はべはべりけるりけるりける歌うた歌うたうた詞書
  2. 2やまとかもやまとかもやまとかも初句
  3. 3海うみ海うみうみににに嵐あらし嵐あらしあらしののの二句
  4. 4西にし西にしにし吹ふ吹ふふけばけばけば三句
  5. 5いづれのいづれのいずれのうらにうらにうらに四句
  6. 6御み御みみ舟ふね舟ふねふねつながむつながむつながむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕賀茂の社で午の日に歌いました歌。

大和は、海に嵐が西から吹くと、どこの浦に御舟をつなごうか。

意訳

海に西から嵐が吹いたなら、大和の御舟をどこの浦につなげばよいのだろうか。

語釈・文法注

やまとかも
大和か、の意か。賀茂の祭で歌われた歌謡の詞章。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1868番
歌体
短歌
状況
詞書「賀茂の社午日うたひ侍りける歌」(賀茂の社で午の日に歌いました歌)。

解説

賀茂社で歌われた古い歌謡。底本は作者名を刷らない。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、345頁(コマ182)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日