新古今和歌集 巻第二十 釈教歌 1928番
數ならぬ
数にも入らない命はどうして惜しかろう。法を説く間を耐えしのぶだけだ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕勧持品の心を。
数にも入らない命はどうして惜しかろう。法を説く間を耐えしのぶだけだ。
意訳
取るに足りない命など、どうして惜しいことがあろう。仏法を説く間、迫害に耐え忍ぶだけなのだ。
語釈・文法注
- 勸持品
- 『法華経』勧持品。迫害に耐えて法を広めることを誓う。
和歌
- 作者
- 藤原斉信(ふじわらのただのぶ) 967–1035
藤原為光の子。大納言に至った。一条朝の四納言の一人で、『枕草子』にも登場する。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第二十・釈教歌・1928番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「勸持品の心を」(勧持品の心を)。
修辞
- 三句切れ
- 三句切れ。
解説
斉信の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、357頁(コマ188)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日