古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第七 賀歌 710番

君が代の

紀貫之(きのつらゆき)

わが君の御代の年の数を、白い浜の真砂の数と、誰が敷き並べたのだろう。

作者
紀貫之
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2君きみ君きみきみががが代よ代よよののの初句
  3. 3年とし年としとしののの數かず數かずかずをばをばをば二句
  4. 4白妙しろたへ白妙しろたへしろたえののの三句
  5. 5濱はま濱はまはまののの眞砂まさご眞砂まさごまさごととと四句
  6. 6たれかたれかたれか敷し敷ししきけむきけむきけむ結句

引用の仕方

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現代語訳

わが君の御代の年の数を、白い浜の真砂の数と、誰が敷き並べたのだろう。

意訳

わが君の御代が続く年の数を、白い浜辺の数えきれない砂粒と同じだけと、誰が敷き並べて定めたのだろうか。

語釈・文法注

白妙の
白い。
真砂
細かい砂。数の多いもののたとえ。

和歌

作者
紀貫之(きのつらゆき) 872?–945?
『古今和歌集』の撰者の中心で、仮名序を書いた。御書所預などを経て土佐守となり、任期を終えて帰京する旅を『土佐日記』に書いた。理知的で技巧に富む歌風で、『古今和歌集』に最も多い百首あまりが入る。三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第七・賀歌・710番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

貫之の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、124頁(コマ72)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日