古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十二 恋歌二 1092番

物思ふと

藤原顕仲(ふじわらのあきなか)

もの思いをしていると言わないことだけは忍べても、どうしたらよいのか、袖の雫を。

作者
神祇伯顯仲(藤原顕仲)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2物思ものおも物思ものおもものおもふとふとうと初句
  3. 3いはぬばかりいはぬばかりいわぬばかりははは二句
  4. 4忍しの忍しのしのぶともぶともぶとも三句
  5. 5いかゞはすべきいかゞはすべきいかがはすべき四句
  6. 6袖そで袖そでそでののの雫しづく雫しづくしずくををを結句

引用の仕方

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現代語訳

もの思いをしていると言わないことだけは忍べても、どうしたらよいのか、袖の雫を。

意訳

恋していると口に出さずにいることはできても、袖からこぼれる涙の雫は、どうしたらよいのだろう。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原顕仲(ふじわらのあきなか) 1059–1129
源顕房の子で、藤原氏の養子となった。『堀河百首』の作者の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十二・恋歌二・1092番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

字余り
初句。
倒置
倒置。

解説

顕仲の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、199頁(コマ109)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日