古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1411番

天の原

村上天皇(むらかみてんのう)

天の原の、どこともわからない大空に向かって、心もとなさを嘆いたことだ。

作者
天曆御歌(村上天皇)
  1. 1齋宮さいくう齋宮さいくうさいくう女御にようご女御にようごにょうごにつかはしけるにつかはしけるにつかわしける詞書
  2. 2天あま天あまあまののの原はら原はらはら初句
  3. 3そこともそこともそことも知し知ししらぬらぬらぬ二句
  4. 4大空おほぞら大空おほぞらおおぞらににに三句
  5. 5覺束おぼつか覺束おぼつかおぼつかなさなさなさををを四句
  6. 6歎なげ歎なげなげきつるかなきつるかなきつるかな結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕斎宮女御に贈った歌。

天の原の、どこともわからない大空に向かって、心もとなさを嘆いたことだ。

意訳

あなたのいる所もはっきりわからないまま、果てしない大空に向かって、心もとない思いを嘆いていた。

語釈・文法注

和歌

作者
村上天皇(むらかみてんのう) 926–967
第六十二代天皇。その治世は「天暦の治」とたたえられた。宮中に和歌所を置いて『後撰和歌集』を撰ばせ、天徳四年(960)の内裏歌合を催した。
出典
『新古今和歌集』巻第十五・恋歌五・1411番
歌体
短歌
状況
詞書「齋宮女御につかはしける」(斎宮女御に贈った歌)。

解説

村上天皇の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、255〜256頁(コマ137)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日