古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第六 冬歌 669番

山里は

藤原家経(ふじわらのいえつね)

山里は、道も見えなくなってしまっただろう。紅葉とともに雪が降ってしまったので。

作者
藤原家經朝臣(藤原家経)
  1. 1紅葉もみぢ紅葉もみぢもみじののの散ち散ちちれりけるれりけるれりける上うへ上うへうえににに、、、初雪はつゆき初雪はつゆきはつゆきののの降ふ降ふふりてりてりて侍はべ侍はべはべりけるりけるりけるををを見み見みみててて、、、上東門院じやうとうもんゐん上東門院じやうとうもんゐんじょうとうもんいんににに侍はべ侍はべはべりけるりけるりける女房にようばう女房にようばうにようぼうににに遺つかは遺つかはつかわしけるしけるしける詞書
  2. 2山里やまざと山里やまざとやまざとははは初句
  3. 3道みち道みちみちもやもやもや見み見みみえずえずえず二句
  4. 4なりぬらむなりぬらむなりぬらむ三句
  5. 5紅葉もみぢ紅葉もみぢもみじとともにとともにとともに四句
  6. 6雪ゆき雪ゆきゆきのののふりぬるふりぬるふりぬる結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕散り敷いた紅葉の上に初雪が降っていたのを見て、上東門院に仕えていた女房に贈った歌。

山里は、道も見えなくなってしまっただろう。紅葉とともに雪が降ってしまったので。

意訳

山里では、もう道も見えなくなっていることだろう。散り敷いた紅葉の上に、雪まで降り積もってしまったので。

語釈・文法注

和歌

作者
藤原家経(ふじわらのいえつね) 992–1058
藤原資業の子。文章博士・式部権大輔などを務めた。漢詩文と和歌にすぐれた。
出典
『新古今和歌集』巻第六・冬歌・669番
歌体
短歌
状況
詞書「紅葉の散れりける上に、初雪の降りて侍りけるを見て、上東門院に侍りける女房に遺しける」(散り敷いた紅葉の上に初雪が降っていたのを見て、上東門院に仕えていた女房に贈った歌)。

修辞

三句切れ
三句切れ。
倒置
倒置。

解説

家経の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、117頁(コマ68)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日