新古今和歌集 巻第六 冬歌 669番
山里は
山里は、道も見えなくなってしまっただろう。紅葉とともに雪が降ってしまったので。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕散り敷いた紅葉の上に初雪が降っていたのを見て、上東門院に仕えていた女房に贈った歌。
山里は、道も見えなくなってしまっただろう。紅葉とともに雪が降ってしまったので。
意訳
山里では、もう道も見えなくなっていることだろう。散り敷いた紅葉の上に、雪まで降り積もってしまったので。
語釈・文法注
和歌
- 作者
- 藤原家経(ふじわらのいえつね) 992–1058
藤原資業の子。文章博士・式部権大輔などを務めた。漢詩文と和歌にすぐれた。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第六・冬歌・669番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「紅葉の散れりける上に、初雪の降りて侍りけるを見て、上東門院に侍りける女房に遺しける」(散り敷いた紅葉の上に初雪が降っていたのを見て、上東門院に仕えていた女房に贈った歌)。
修辞
- 三句切れ
- 三句切れ。
- 倒置
- 倒置。
解説
家経の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、117頁(コマ68)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日