古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第九 離別歌 881番

かりそめの

俊恵法師(しゅんえほうし)

かりそめの別れと今日を思うけれども、今度こそ本当の旅なのだろうか。

作者
俊惠法師(俊恵法師)
  1. 1別わか別わかわかれのれのれの心こころ心こころこころをををよめるよめるよめる詞書
  2. 2かりそめのかりそめのかりそめの初句
  3. 3別わか別わかわかれとれとれと今日けふ今日けふきょうををを二句
  4. 4思おも思おもおもへどもへどもえども三句
  5. 5今いま今いまいまやまことのやまことのやまことの四句
  6. 6旅たび旅たびたびにもあるらむにもあるらむにもあるらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕別れの心を詠んだ歌。

かりそめの別れと今日を思うけれども、今度こそ本当の旅なのだろうか。

意訳

今日の別れは一時のものだと思うけれど、もしかしたら、今度こそ二度と会えない本当の旅になるのかもしれない。

語釈・文法注

まことの旅
死出の旅。

和歌

作者
俊恵法師(しゅんえほうし) 1113–?
源俊頼の子。東大寺の僧。京都白川の自坊を「歌林苑」と名づけ、身分を問わず歌人を集めて歌会を開いた。鴨長明の和歌の師。
出典
『新古今和歌集』巻第九・離別歌・881番
歌体
短歌
状況
詞書「別れの心をよめる」(別れの心を詠んだ歌)。

解説

俊恵の歌。底本は第四句を「今やまことの」とするが、「いさやまことの」とする本もある。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、161頁(コマ90)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日