古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第六 冬歌 564番

山里の

藤原秀能(ふじわらのひでよし)

山里の風がすさまじく吹く夕暮れに、木の葉が乱れ散って、もの悲しい。

詞書
「春日社の歌合に、落葉といふことをよみて奉りし」(前の歌と同じ詞書)
作者
藤原秀能
  1. 1山里やまざと山里やまざとやまざとののの初句
  2. 2風かぜ風かぜかぜすさまじきすさまじきすさまじき二句
  3. 3夕暮ゆふぐれ夕暮ゆふぐれゆうぐれににに三句
  4. 4木こ木ここののの葉は葉はは亂みだ亂みだみだれてれてれて四句
  5. 5ものぞものぞものぞ悲かな悲かなかなしきしきしき結句

引用の仕方

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現代語訳

山里の風がすさまじく吹く夕暮れに、木の葉が乱れ散って、もの悲しい。

意訳

山里の夕暮れ、荒々しく冷たい風が吹いて、木の葉が乱れ散っている。なんとももの悲しい。

語釈・文法注

すさまじき
荒々しく冷え冷えとした。

和歌

作者
藤原秀能(ふじわらのひでよし) 1184–1240
後鳥羽院の北面・西面の武士。和歌所の寄人として院に重んじられた。承久の乱で院方として戦い、のち出家して如願と号した。
出典
『新古今和歌集』巻第六・冬歌・564番
歌体
短歌
状況
詞書「春日社の歌合に、落葉といふことをよみて奉りし」(春日社の歌合で、「落葉」という題を詠んで献上した歌)。

解説

秀能の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、99頁(コマ59)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日