古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十九 神祇歌 1870番

宮人の

紀貫之(きのつらゆき)

宮人の摺った衣に木綿襷をかけて、心を誰に寄せているのだろう。

作者
紀貫之
  1. 1臨時りんじ臨時りんじりんじ祭まつり祭まつりまつりをををよめるよめるよめる詞書
  2. 2宮みや宮みやみや人びと人びとびとののの初句
  3. 3すれるすれるすれる衣ころも衣ころもころもににに二句
  4. 4ゆふだすきゆふだすきゆうだすき三句
  5. 5かけてかけてかけて心こころ心こころこころををを四句
  6. 6誰たれ誰たれたれによすらむによすらむによすらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕臨時祭を詠んだ歌。

宮人の摺った衣に木綿襷をかけて、心を誰に寄せているのだろう。

意訳

舞人たちの青摺りの衣に木綿襷をかけているが、心を誰に寄せているのだろうか。

語釈・文法注

ゆふだすき
木綿で作った襷。「かけて」にかかる。

和歌

作者
紀貫之(きのつらゆき) 872?–945?
『古今和歌集』の撰者の中心で、仮名序を書いた。御書所預などを経て土佐守となり、任期を終えて帰京する旅を『土佐日記』に書いた。理知的で技巧に富む歌風で、『古今和歌集』に最も多い百首あまりが入る。三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十九・神祇歌・1870番
歌体
短歌
状況
詞書「臨時祭をよめる」(臨時祭を詠んだ歌)。

解説

貫之の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、345頁(コマ182)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日