古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十一 恋歌一 1057番

わが袖に

読人しらず(よみびとしらず)

わが袖に足跡を踏みつけよ、浜千鳥よ。会うことはむずかしい。それを見て偲ぼう。

詞書
「題しらず」(前の歌と同じ詞書)
作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1わがわがわが袖そで袖そでそでににに初句
  2. 2あとあとあとふみつけよふみつけよふみつけよ二句
  3. 3濱千鳥はまちどり濱千鳥はまちどりはまちどり三句
  4. 4あふあふあう事こと事ことことかたしかたしかたし四句
  5. 5見み見みみてもてもても忍しの忍しのしのばむばむばむ結句

引用の仕方

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現代語訳

わが袖に足跡を踏みつけよ、浜千鳥よ。会うことはむずかしい。それを見て偲ぼう。

意訳

浜千鳥よ、私の袖に足跡をつけておくれ。あの人に会うことはむずかしいので、せめてその跡を見て偲ぼう。

語釈・文法注

跡
足跡。筆跡(手紙)の意を響かせる。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十一・恋歌一・1057番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

二句切れ
二句切れ。
四句切れ
四句切れ。

解説

作者未詳。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、192頁(コマ106)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日