古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1771番

うきながら

読人しらず(よみびとしらず)

つらいまま、生きていればいられる世に、故郷の夢を現実にさましかねて。

作者
讀人しらず(読人しらず)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2うきながらうきながらうきながら初句
  3. 3在あ在ああればればれば在あ在ああるるる世よ世よよににに二句
  4. 4故郷ふるさと故郷ふるさとふるさとののの三句
  5. 5夢ゆめ夢ゆめゆめををを現うつつ現うつつうつつににに四句
  6. 6さましかねつゝさましかねつゝさましかねつつ結句

引用の仕方

レポート・論文で引用する場合の表記例です。行番号を選んでから開くと、その行へのリンクになります。

現代語訳

つらいまま、生きていればいられる世に、故郷の夢を現実にさましかねて。

意訳

つらいながらも生きていれば生きていられる世の中で、懐かしい故郷の夢から、現実に目を覚ますことができずにいる。

語釈・文法注

あればある世
生きていれば生きていられる世。

和歌

作者
読人しらず(よみびとしらず)
作者の名が伝わらない歌。『新古今和歌集』では、『万葉集』の歌や古い歌集から採った歌、伝承の歌などが多い。
出典
『新古今和歌集』巻第十八・雑歌下・1771番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

作者未詳。底本は結句を「さましかねつゝ」とするが、「さましかねても」とする本もある。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、325頁(コマ172)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日