古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十三 恋歌三 1227番

つらきをも

小侍従(こじじゅう)

つれなさを恨まない私に、見習わないで。わが身のつらさを知らない人もいるのだから。

作者
小侍從(小侍従)
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2つらきつらきつらきをもをもをも初句
  3. 3恨うら恨うらうらみぬみぬみぬ我われ我われわれににに二句
  4. 4習なら習ならならふなよふなようなよ三句
  5. 5憂身うきみ憂身うきみうきみををを知し知ししらぬらぬらぬ四句
  6. 6人ひと人ひとひともこそあれもこそあれもこそあれ結句

引用の仕方

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現代語訳

つれなさを恨まない私に、見習わないで。わが身のつらさを知らない人もいるのだから。

意訳

あなたのつれなさを恨まない私を見習って、ほかの人にまでつれなくしないでください。私のように我慢強くない人もいるのですから。

語釈・文法注

もこそ
〜もいるのだから。

和歌

作者
小侍従(こじじゅう) 1121?–1202?
石清水八幡宮の別当光清の娘。二条天皇・高倉天皇らに仕えた女房歌人。「待宵の小侍従」と呼ばれた。
出典
『新古今和歌集』巻第十三・恋歌三・1227番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

修辞

三句切れ
三句切れ。

解説

小侍従の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、224頁(コマ122)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日