古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第五 秋歌下 519番

寢覺する

藤原公継(ふじわらのきんつぐ)

寝覚めする長月の夜の床が寒いので、今朝吹く風に、霜が置いているのだろうか。

作者
春宮權大夫公繼(藤原公継)
  1. 1千五百番せんごひやくばん千五百番せんごひやくばんせんごひゃくばん歌合うたあはせ歌合うたあはせうたあわせににに詞書
  2. 2寢覺ねざめ寢覺ねざめねざめするするする初句
  3. 3長月ながつき長月ながつきながつきののの夜よ夜よよののの二句
  4. 4床とこ床とことこ寒さむ寒さむさむみみみ三句
  5. 5今朝けさ今朝けさけさ吹ふ吹ふふくくく風かぜ風かぜかぜににに四句
  6. 6霜しも霜しもしもやおくらむやおくらむやおくらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

〔詞書〕千五百番歌合に詠んだ歌。

寝覚めする長月の夜の床が寒いので、今朝吹く風に、霜が置いているのだろうか。

意訳

九月の長い夜に寝覚めると床が冷たい。今朝吹く風に、きっと霜が置いているのだろう。

語釈・文法注

床寒み
床が寒いので。

和歌

作者
藤原公継(ふじわらのきんつぐ) 1175–1227
藤原実定の子。左大臣に至った。徳大寺家を継いだ。
出典
『新古今和歌集』巻第五・秋歌下・519番
歌体
短歌
状況
詞書「千五百番歌合に」(千五百番歌合に詠んだ歌)。

解説

公継の歌。

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出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、91頁(コマ55)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日