古典ライブラリー

新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1241番

言の葉の

伊勢(いせ)

言葉が色変わりするだけでもつらいのに、どうしていっそう時雨が降りまさるのだろう。

作者
伊勢
  1. 1題だい題だいだいしらずしらずしらず詞書
  2. 2言こと言ことことののの葉は葉ははののの初句
  3. 3うつろふだにもうつろふだにもうつろうだにも二句
  4. 4あるものあるものあるものををを三句
  5. 5いとゞいとゞいとど時雨しぐれ時雨しぐれしぐれののの四句
  6. 6降ふ降ふふりまさるらむりまさるらむりまさるらむ結句

引用の仕方

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現代語訳

言葉が色変わりするだけでもつらいのに、どうしていっそう時雨が降りまさるのだろう。

意訳

あなたの言葉が心変わりして色あせていくだけでもつらいのに、どうしてそのうえ、涙の時雨がいっそう降りまさるのだろう。

語釈・文法注

うつろふ
色が変わる。心変わりする。

和歌

作者
伊勢(いせ) 872?–938?
伊勢守藤原継蔭の娘。宇多天皇の中宮温子に仕え、宇多天皇の皇子を産んだ。のち敦慶親王との間に娘の中務(歌人)を産んだ。『古今和歌集』に女性歌人として最も多い歌が入る。三十六歌仙の一人。
出典
『新古今和歌集』巻第十四・恋歌四・1241番
歌体
短歌
状況
題しらず(詠まれた事情は伝わらない)。

解説

伊勢の歌。

関連

出典

底本
『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、227頁(コマ123)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
校訂・訳・注
古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
更新日