新古今和歌集 巻第二十 釈教歌 1926番
濁りなき
濁りのない亀井の水をすくい上げて、心の塵をすすいだことだ。
場面イラスト(準備中)
現代語訳
〔詞書〕天王寺の亀井の水を御覧になって。
濁りのない亀井の水をすくい上げて、心の塵をすすいだことだ。
意訳
濁りのない亀井の霊水を手ですくい上げて、心の塵をすすぎ清めたことです。
語釈・文法注
- 天王寺
- 摂津の四天王寺。
- 龜井の水
- 四天王寺の霊水。
和歌
- 作者
- 上東門院(じょうとうもんいん) 988–1074
藤原彰子。藤原道長の娘。一条天皇の中宮で、後一条・後朱雀天皇の母。紫式部・和泉式部らが仕えた。 - 出典
- 『新古今和歌集』巻第二十・釈教歌・1926番
- 歌体
- 短歌
- 状況
- 詞書「天王寺の龜井の水を御覽じて」(天王寺の亀井の水を御覧になって)。
修辞
- 字余り
- 第三句。
解説
彰子の歌。
関連
出典
- 底本
- 『新古今集』 短歌雑誌社編輯部校訂、紅玉堂書店、大正15年(1926)、356〜357頁(コマ188)。流布本を底本とする。国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了)
- 校訂・訳・注
- 古典ライブラリー編集部(本文は底本による。現代語訳・注は当サイト)
- 更新日